転職するにあたって今回は今まで長年音楽教室を自営でやってきた事を振り返ってみたいと思います。
大学卒業当時に指導した子供と最も最近の子供を比較したら、大学卒業当時に指導した子供の方が練習をしっかりやってくる子供が多かった気がする。
だから一つの教材をクリアするのが早かったですね。
最近の子供も好きな子は一生懸命練習してきますが、統計的にみたら大学卒業当時の子供の方が進み具合が早い子が多かった。
ピアノとか指導してたら早く進む子は見ていて楽しい!
次から次へと合格したらこっちまで面白くなってきたものです。
何となく自分も合格したような気分になれましたね。
こんな事を書いてしまったら「進むのが遅い子は指導したくないのか?」って突っ込まれそうですが決してそんな事は絶対ありませんよ。
とにかく生徒が家に帰ってから一人でも練習して弾けるようにする為にレッスンでの予習は必死です。
それで次の週に弾けたら良いのですが、家で練習を全くしてなかったらまた全然弾けない状態になってしまうんですよねぇ。
だからレッスンだけでなく家での練習は非常に大事です。
家で練習してこない子も他の子供の進み具合が気になる子もいて、やはりその子はその子なりに自分が遅い事を気にする子もいるんです。
指導者からみれば、その原因は練習量という事が分かるのですが、やはり子供にはそういう説明をしっかりとしておかないと理解できないものです。
よく
「他の子と比較しないように」と言われますが、漠然と
「○○ちゃんは上手なのにあなたはダメね!」って言ってしまうのはタブーですよ。
だから、指導者側からいきなり他の生徒との比較はしませんが、遅れている生徒が気にしたら「○○ちゃんはちゃんと家で練習してきてるからどんどん進んでいる」って感じで諭していました。
そしたら、遅れている生徒も負けん気を出して練習してきますね。
やはり、生徒は次に進むと嬉しくなる子が多いです。
あまり事細かく書くと書ききれないので大雑把にしておきますが、音楽教室やってたら中には音楽系の学校に進学を希望する生徒もいるのですね。
そういう場合は他の子よりレッスンが厳しくなるし、練習して来なかったら叱る事はあります。
だけど、生徒が頑張って希望する学校に合格した時は本人はもちろん嬉しいのは当然ですが、指導する側も嬉しいもので、自分が合格したみたいな気分になって喜んでいます。
それから発表会で自分の生徒がピアノを弾いた時に他の先生から褒められたらやはり指導者としても嬉しいし、その事を後日生徒に直接
「○○先生があたなの事を褒めてくださったよ!」って伝えたら嬉しそうな顔するんですよね。
逆に生徒が暗譜してないのに途中で弾けなくなったりした時に、他の先生から批判されたらあまりいい気はしない。。。
まぁ、本当の事を言われているのですが・・・
だけど、それは本人も指導者も分かっている事ですからね。。。
とにかく、子供の場合は失敗したからって後で叱ったりするのはタブーですね。
[0回]
PR