今朝、携帯電話でmixiにアクセスして見つけたのですが、私が最も好きな映画「スター・ウォーズ」シリーズでベストシーンとワーストシーンのリストアップがあるニュースを見つけました。
http://eiga.com/buzz/20081006/3しかし、「スター・ウォーズ」ファン暦25年の私にとっては「ワーストシーン」と言うものはございません!
強いて言うならば「スター・ウォーズ」で首を傾げたくなったシーンは「ジェダイの帰還」のジャバの宮殿のシーンでジャバがレイア姫を舌で舐めるシーンがありましたが、これは個人的好みとしては若干受け入れ難い面もありましたね。
しかし、私にとっての「スター・ウォーズ」は映画の中では最高の最高です!
ベストシーンに上がっている「帝国の逆襲」でのダース・ヴェイダーが「私がお前の父だ!」と告げる場面はまさに悲劇のオペラを思わせるシーン!
不吉さの中にもどこかで父子の情愛を感じさせられる場面と感じています。
他で私が好きなのは・・・「帝国の逆襲」で、惑星ダゴバのヨーダがルーク・スカイウォーカーのXウィングをフォースで浮かせる場面。(リンク先ページ部分拝借)
このシーンは水没したXウィング戦闘機を引き上げる事に自身を無くしたルークを師匠であるヨーダが戒めるシーン。
「大きすぎる」と自身を無くすルークに対してヨーダは「大きさは関係ない!わしを大きさで判断する気か!」と叱責。。。
実は、私もこのシーンでのルークと同じ状況になった経験があります。
ドニゼッティのオペラ「シャモニーのリンダ」でリンダが歌うコロラトゥーラの技術がかなり要求されるアリア「この心の光」をやったのですが、これがコロラトゥーラの技術についていけずに挫折しかけました。
「私には"シャモニーのリンダ"なんて無理だ!」先生に曲を変えてもらいたい気持ちでした。
しかし、その時に脳裏によぎったのは「スター・ウォーズ」の「帝国の逆襲」でヨーダがルークのXウィングをフォースで浮かせる場面だったのです。
とにかく諦めたら駄目なのだ!それでヨーダの言葉と先生の教えを必死で思い出しながらこのアリアを舞台の本番で歌える様にしたのは言うまでもありません。
だから、このシーンはそれだけ意味の大きなシーンでしたね。
他に好きなのは・・・「新しい希望」でルークが2つの太陽を眺めるシーン!
このシーンも最高に良かった!
音大の入試の時、試験でルッツィの「アヴェ・マリア」を歌いました。
その時に脳裏に「スター・ウォーズ」のこのシーンが飛び込んできて、私に見えないパワーが宿って、声量がかなり出始めて合格したのは20年以上経った今もハッキリ覚えています。
「シスの復讐」の最後のオビ・ワンVSアナキンの一騎打ちも大好きです。
2人の師弟が残酷な運命に飲み込まれていく様子が伺えて涙が出そうなシーンです。
激しく重々しい音楽が展開しています。
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