オペラってけっこう告白するシーンが多いですよねぇ?!(^o^)
その中で今回はオペラの中での様々な告白シーンに関してチョコチョコっと突っ込んじゃいましょ!(*^o^*)告白って大体は恋愛で告白ってのが多いですよね?!(^_^)それで作品に寄っては大まかにどんな場面で誰が誰にどんな風な告白をするのか違ってくるものです。
それで告白の雰囲気っていうのか、やり方は演出で様々!
演出によってはガラリと変わってくるものです。
★まずはヴェルディの「ドン・カルロ」!このオペラの告白シーンですが・・・
「ドン・カルロ」って色々な改訂版があって大きく分けると4幕版と5幕版があります。
それで5幕版第一幕!スペイン王子ドン・カルロが父の反対を押し切ってこっそりとフォンテンブローの森に許婚のエリザベッタを人目見ようと思ってやって来るんです!
そして彼女にアタックする時ですが・・・最初は自分がまるでスペインの使者みたいな感じの事を言っちゃうんですよねぇ?!(^^;)
それで彼女に王子の肖像画を見せて、それを見た彼女はそこにいる男性が自分と結婚する事になる王子だと言う事が分かってルンルン!(*^o^*)
それで一気に恋に落ちちゃうんですよ~!(*^_^*)
こういう告白もなかなかGOODですよねぇ?!(^o^)
面白いって言うか・・・
王子は多分エリザベッタの顔を知ってたのでしょう。
彼女に会う前から「美しいあの人の・・・」なんて感じで歌っているわけですから。
だけど、エリザベッタは王子の顔を知ったのがそのシーンで初めて知ったって感じですね。(^^;)
当時は政略結婚で結婚するまではお互いの顔も知らないって事が殆どって事でしょうかね?(^o^;;)
ちなみにこのシーンが描かれているのは5幕版のみです。1985年英国ロイヤルオペラの映像ではタイトルロールは私が大好きなテノール歌手ルイス・リマでエリザベッタはイレアナ・コトルバシュ(コトルバス)!ルイス・リマが演じるドン・カルロはこの時は告白して一気にどひゃ~んって迫る事はなくて、下から徐々にすがり付くような雰囲気がありましたねぇ。(^o^)
だから見てたら女の子の方が次第にドキドキにさせられそうな雰囲気あります!(*^o^*)
「ドン・カルロ」では大きな告白は恋愛上の告白のみではありません。4幕1場(5幕版)のエボリがエリザベッタに対して罪を告白するのも一つの告白シーンですよね?(^^;)
エリザベッタは元の恋人で現在は義理の息子となったドン・カルロの肖像画を入れた宝石箱が無くなってしまって夫である国王フィリッポの書斎に駆け込むわけですが、そこに宝石箱が・・・(゜o゜)
実はそれはエボリの仕業!それでフィリッポの怒りに触れて失神してしまうエリザベッタを見てエボリは自らの罪をエリザベッタに告白するんですよね!
そのシーンも演出によってエリザベッタが絶望して見た感じ
"出て行ってちょうだい!"って感じでただただ打ちひしがれた感じに思えるタイプとまた別の演出では
"あなたは許さないわよ!"って感じで怖いエリザベッタって感じに見受けられる演出もあります。
それでエリザベッタから追放か修道院行きを命じられた事でエボリは自分の美貌を呪ってあの凄まじい感情的なアリア「惨い運命」を歌うわけなんです。
この告白シーン。。。
エボリは勇気出して告白したって言うのか・・・
自白したって言うのか・・・
だけど彼女は宝石箱の事だけでなく王との愛人みたいな関係になった事も告白して宝石箱事件に関してはエリザベッタは許したんですよねぇ。
許せなかったのはもう一つの王と愛人みたいになってしまった事も告げられて怒ってしまったって感じですね。(^^;)
オペラの告白シーン・・・
他では・・・
同じくヴェルディのオペラ「椿姫」超有名な「乾杯の歌」の後で体調が思わしくないヴィオレッタを労わるようにして「思い続けていました・・・」って感じであのデュエットを歌うのが素敵!(*^o^*)
オペラの告白シーンってまだ他にも探したら出てくると思いますが、今回はこれだけにしましょう!(^^;)
思いついたらまた別記事でカキコします。(^o^)
[0回]