ルイス・リマの大ファンである私はやはり彼のものを集中的に鑑賞しています。^o^

リマが演じるオペラのキャラで特に最高と感じたのは「カルメン」のドン・ホセと「ドン・カルロ」！
リマが歌っているものの中では特にドン・カルロの鑑賞の種類が多いですね！^o^

歌手が作り上げるオペラのキャラのイメージって録音よりは映像の方がよく分かりますね～！^o^
だけど、ルイス・リマのドン・カルロは殆どは録音ばかりだったなぁ。。。

映像で全曲鑑賞したのは1985年英国ロイヤルオペラだけ。。。^_^;;
その他は全部録音だけだったね。

しかし、最近になってYou Tubeに1996年テアトゥロ・コロンでリマがタイトルロールを歌った「ドン・カルロ」の映像が上がっていて、その映像がけっこう沢山上がっているのです。
You Tubeに上がっているテアトゥロ・コロンの映像は全部で8種類！
リマが演じている主要な箇所は全てと言えるほどアップロードされていました！^o^

追記でやっと本題^_^;;

ルイス・リマが演じるドン・カルロのイメージが際立つ位に出ているのはこのシーンかな。。。



http://jp.youtube.com/watch?v=77FmdadFsVU

顔まではハッキリ分かりにくいけど、映像開始から1分過ぎ辺りからエリザベッタとの距離を縮めたり遠ざかったり。。。
あとは動作が凄く異様な雰囲気が漂っていてマジで精神的に病んでたって言われていた史実のドン・カルロスの人物像に近づいている気がしますね～！^_^;;
寝転がったりうずくまったり・・・
何となく怖い雰囲気を感じさせられます。

他はこのシーン。。。

カルロがエボリをエリザベッタと間違ってからのシーン
このシーンは映像が２つに分かれています。



http://jp.youtube.com/watch?v=pgzw-sM9HeM



http://jp.youtube.com/watch?v=71OgKIbhEUg

エボリの怒りに触れたときにカルロが倒れ込んでしまうのが怖い。。。^_^;;
これもちょっと・・・何ていうのか・・・現実に他人の怒りに触れて発作が出るのって「パニック障害」って言うのかな？
このエボリの怒りに触れた時に倒れ込んでしまうのって現実的にもあり得そうな発作を起こしたって雰囲気に思えました。

続きの方の映像ではカルロは足元がフラフラしてそうな感じ・・・
だけど、このロドリーゴは貧弱なカルロと正反対で物凄い強い人間って感じがしますね～！^_^
エボリを突き倒したし・・・^_^;;
しかし、その間、リマが演じるカルロは動きはあるものの恐怖心で固まっている感じがありました。^_^;;
しかし、そんなリマのカルロ・・・ロドリーゴが書類を渡す様に求めた時の抵抗の様子が貧弱さの中にも真の強さを感じられましたよ～！^o^

一言で言えば・・・ルイス・リマが演じるドン・カルロはパニック障害っぽい感じで恋に飢えたドン・カルロってところですね～！^_^;;

障害って「発達障害」も聞きますが、それはまた別ですよね？
思い通りにならないと暴れると聞きましたから。。。


参照ページ
次のリンク先（ルイス・リマの関連専用Blog）でこの1996年テアトゥロ・コロンでの「ドン・カルロ」の他のシーンのYou Tube映像を貼り付けています。

1幕（4幕版）のカルロが最初に歌うアリア
カルロ＆ロドリーゴの二重唱「共に生きよう！共に死のう！」
異端者火刑の場より
終幕のラストシーン