久しぶりの攻略だ~い!!(^^)!今回はヴェルディの中でも凄いポピュラーなオペラ「椿姫」を取り上げましょう!(*^_^*)
このオペラは何処がポピュラーかって言うと・・・
1幕のアルフレード&ヴィオレッタの合唱付き二重唱「乾杯の歌」が以前はTVCM等にも使われていました。
最近でもマレにTV番組で耳にする事もありますね。
あとはリチャード・ギア&ジュリア・ロバーツ主演の映画「プリティー・ウーマン」の中で劇中劇としてこのオペラの中のワンシーンが挿入されていましたからね。
ではストーリー攻略していきましょう!(^o^)
詳しくは
私の別Blogに書いていますので、こちらではメッチャ大雑把に書いていきます!(^^;)
大まかな荒筋19世紀頃のパリの社交界。
ヒロインのヴィオレッタはパリの高級娼婦です。
沢山の男たちが彼女目当てって感じでしょう。(^^;)
まぁ言えば、彼女は社交界の花って感じです。
そんなところへアルフレードが紹介されてヴィオレッタの所に来るんです。
アルフレードは彼女の事が好き。
そして自分の想いをヴィオレッタに告白します。
ヴィオレッタは初めは「聞き飽きた台詞」って感じだったんでしょう。(^^;)
だけど、純情な心のヴィオレッタだからアルフレードに惹かれちゃうんです。(*^o^*)
しかし、ヴィオレッタは体調が悪いんですよね。
恋人同士になったアルフレード&ヴィオレッタはパリ近郊の長閑な場所で静かに暮らしています。
愛をはぐくんでね。(^_^)
だけど、そんな幸せもつかの間。。。
2人の幸せをぶち壊す出来事が起こります。
アルフレードの父親が出て来てヴィオレッタに息子と別れる様に告げるのです。
何でかと言うと、アルフレードの妹(姉?)の縁談に差し支えるからだって~!(-_-;)
この当時は兄弟が娼婦と付き合っていたら縁談に差し支えるんですよね。
幾ら純情な性格でも娼婦って事でね。。。
彼女はアルフレードの父ジェルモンの願いを聞き届ける事に決めて大好きなアルフレードとの別れを決めます。
しかも・・・本当の事を告げず、アルフレードの父を悪者にせず、自らを悪者にして、浮気っていうか心変わりしたみたいな感じでの別れを決意するのです。
その後、アルフレードもヴィオレッタもフローラの夜会に招かれます。
アルフレードはヴィオレッタが別れようとした事の真相を知らない。
だから彼はご機嫌斜め。(-_-")
ヴィオレッタが浮気しているって思ってるからでしょう。
それでアルフレードはカードの賭博みたいな事をやって勝ち続けて、もうけた金の札束をヴィオレッタに投げつけます。
ヴィオレッタに恥かかすような事をやったアルフレードは皆からボロンチョに非難されて、そこへ父ジェルモンもやってきて息子を叱責!
アルフレードはそれからヴィオレッタに別れを切り出された(?)真相を知るのですよね。(^_^;)
その後、ヴィオレッタは病に倒れて瀕死の状態。
そんな彼女にジェルモンから手紙が届き、アルフレードが謝罪に訪れる事が書かれています。
それからアルフレードやジェルモンがやって来て再会を喜びますが、とき既に遅し。。。(-_-;)
ヴィオレッタは遂に息を引き取ってしまいます。(;_;)
追記はYUKI@管理人の作品に関する感想!
このオペラは何回も見ましたが、時代は19世紀で昔話とは言え、内容的には現代的な内容ですね。(^_^)
最近のオペラは演出が古典的な時代設定であっても現代に置き換えた演出が増えてきていますが、このオペラだったら現代ヴァージョン演出にしても違和感なく鑑賞できる作品の一つと思います。(^o^)
だって、映画の「プリティ・ウーマン」みたいな感じになりそうじゃない?(^o^)
「プリティ・ウーマン」はハッピーエンドだったけど。。。
ヴィオレッタは娼婦とは言え、本当に純情なんですよね!(^_^)
特に2幕なんか、ジェルモンに「息子と別れてくれー!」って頼まれてそれを承諾。
彼女の辛い心境は音楽の流れで表されているけど。。。
それでもジェルモンの願いを聞き入れるし、また、ジェルモンを悪者にせずに自分自身を悪者にして分かれる事を決めるのが今の世の中では忘れかけている精神的なものを感じます。(^_^)
ヴィオレッタの最期って痛みも苦しみも感じずに立ち上がって「生きられる!」という喜びを叫んでその場に倒れる最期の遂げ方。
病気等でありがちな「嵐の前の静けさ」ってこんなものかなぁ?・・・って感じますね。
まぁ言えば、行き続ける希望を抱いた状態で最期を遂げるとか、他だったら安定した状態が急変するとかそんな感じ。。。
余談ですが、私の父の最期も「嵐の前の静けさ」があって臨終を迎えました。
ヴェルディのオペラって歴史的な政治的なものが多いのですが、同じ悲劇とは言え、この「椿姫」はヴェルディの他の悲劇のオペラとは一味違った雰囲気を感じますね。(^_^)
[0回]
PR