攻略シリーズ
「ドン・カルロ」で歌われる名アリア3の続きだよ~!^o^
さて、今度の攻略はフィリッポ2世の超有名アリア「一人淋しく眠ろう」を紹介しちゃいます。^_^
フィリッポ2世って主人公ドン・カルロの父親の癖して、カルロの恋人を横取りして自分の王妃にしてしまって、それからフランドルを圧制で苦しめて・・・って感じでチョイ悪キャラみたいに描かれているけど・・・^_^;;
しかし、このオペラ全曲を見たらそうじゃないってのが分かるんですねぇ。^_^;;
確かに主人公と対立するところは見え見えだけど、しかし大審問官(宗教裁判長)との二重唱ではカルロに対して怒りを感じているものの、やはり何処かで親としての息子への想いも覗かせたりする面もあるんですよ~!;_;
ちなみに、今回紹介するフィリッポのアリア「一人淋しく眠ろう」というアリアは別の邦題では「彼女は自分を愛してくれない」というタイトルになっている事もあります。
これってまず4幕1場(4幕版は3幕1場)の間奏曲に続いて入るアリアだけど、かなり長時間のアリアですね。^_^;;
まずは前奏部がかなり長いのは確か。
このアリアってとにかくフィリッポの無念さというか孤独感を切々と歌った感じの物悲しい雰囲気たっぷり。
無念さの塊的な感情が凝縮されてるって雰囲気を感じてしまいます。-_-;;
追記にサミュエル・ラミーが歌ったこのアリアのYou Tube映像を貼り付けています。
http://jp.youtube.com/watch?v=BAQsuV_-SJQこれはYou Tubeをサーフィンして見つけたもの。
サミュエル・ラミー(レイミー?)のフィリッポはまだ一度も聴いた事無かったけど、彼は確か何だったかな???・・・宗教裁判長を歌った録音を聞いた事があった様な。。。
当時はフェルッチョ・フルラネットがフィリッポでマイケル・シルヴェスターがドン・カルロを歌ってたような・・・うる覚え気味~・・・^_^;;
ちなみに、この時のラミーの宗教裁判長を聴いた時は「彼のフィリッポを一度聴いてみたいなぁ~^^」って思ったね。^o^
この時は既にラミーはフィリッポをけっこう歌っていた事は知ってたけどね。
しかし、この映像は何時のものか不明。^_^;;
指揮はムーティでしたね。
ムーティーの姿が最初の方で写っていましたが若々しかったよ!^o^
ムーティはスカラ座を数年前に辞任したけど、若い時のものって感じだからスカラ座???
本当は何処か???です。^_^;;
この映像、演技的な動きは少なかったですね。^_^;;
だけど安定した歌い方をするには派手に動き回るよりはこういう方が良いのは良いのですけどね~!^_^;;
ちなみに、私が聴いたフィリッポで特に印象に残ったのは次の通りルッジェーロ・ライモンディ(ドン・カルロはルイス・リマ)
フェルッチョ・フルラネット(ドン・カルロはホセ・カレーラス)
ロバート・ロイド(ドン・カルロはルイス・リマ)
ライモンディはけっこう細めの声だったと思うので、彼は「トスカ」のスカルピアとかのバリトンの役も歌ってましたよね~!^o^
しかし、彼のフィリッポは凄い繊細な雰囲気たっぷりだったのが印象深かったですね。
フルラネットはフィリッポでは最近は聞いてないので記憶が遠のいていますが・・・この人はモーツァルトもこなす人でしたね。^_^
ロバート・ロイドはメッチャ重厚な雰囲気たっぷり!
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タイトルは「一人淋しく眠ろう」となっているのが最も多いような気がしますが、時々「彼女は自分を愛してくれない」ってなっているタイトルを見かけます。
ラミーはかなり有名な歌手ですが、私も彼の歌は聴いた事はあるものの、それ程沢山は聴いていませんねぇ。^_^;;
彼がこのオペラの宗教裁判長を歌ってたのを聴いた時はフィリッポ2世で聴きたいと思いました。
この映像での彼のフィリッポは決して老けた雰囲気を感じさせずに貫禄と無念さを切々と歌い上げた上品なフィリッポって雰囲気ですね。^o^
フルラネットもフィリッポを歌ったものが映像も録音もありますね。^o^
ちなみにルイス・リマは「ドン・カルロ」をかなり歌っています。
リマも確かウィーンでラミーと共演していましたね。^o^
ちなみに、リマのカルロはかなり精神を病んだ雰囲気の漂うキャラクターに仕上がっている感じで映像ではそれなりの怖さも感じます。^_^;;
You Tubeを渡り歩いたら様々な映像が見つかりますね。^o^
日本では手に入らないようなレアものもユーザーの人達がUPして下さるのが私達オペラ・ファンとしては有難いです!^_^