私の別Blog
「おしゃべり日記帳」にも書いていましたし、他の人々のBlogにも触れられていましたが、テノール歌手であるジョン・健・ヌッツォが覚醒剤所持で逮捕された事は私達オペラファンにとって非常に衝撃を受けた事件でした。
記事を見た時は目を疑いそうになったものです。
そして、この事件がきっかけで、彼のCDだったか何だったか忘れましたが、それも発売中止になってしまったのですよね?
正直言って、いくら罪を犯したとは言え、CD等の発売まで打ち切ってしまうのはやりすぎではないでしょうか?
彼の罪は彼自身が覚醒剤を持っていたと言う事であって、彼が生み出した芸術作品であるCDの発売まで打ち切る必要はないと思います。
作品には罪はありませんからね。
この事件で「裏切られた」と感じるファンもいるかもしれませんが、私は彼が罪を犯したとしても真のファンだったら彼の更生を信じて待ち続けているファンも大勢いると思う。
多分、そういうファンにとってCDが買えなくなるというのは非常にショックだと思う。
そこで、今日、新聞に掲載されましたが・・・東京地裁で有罪判決が下されたようです。
執行猶予付きの有罪判決です。
ただ、私が気になるのは彼が無事に復帰できるかどうか・・・
日本の芸能人の中には何人か覚醒剤で逮捕されて服役した人もいるのではなかったでしょうか?
だけど、殆どの人が復帰している気がする。
特に執行猶予が付いた有名人はほぼ全員復帰している様な気がします。
しかし、オペラ歌手で覚醒剤所持で逮捕されたというのは今まで聞いた事がないのです。
今まで覚醒剤で逮捕されたのは歌謡曲やポップスのミュージシャンや演歌歌手やプロデューサーみたいな人とかそっち方面の人ばかりです。。。
今までオペラ歌手で覚醒剤を所持した人はいないだろう・・・そんなオペラ界で初めての可能性がある歌手の覚醒剤での逮捕。。。
そういう事を考えたら復帰できるかどうか分からない。
オペラは数百年もの歴史がある伝統芸術の一つなのです。
日本ではまだなじみが薄いとは言え、歴史的な伝統芸術なのです。
それで契約って歌劇場との契約になるだろうし・・・
こう言ってしまうのはなんですが・・・タレントの事務所とかとは違うのは明らか。。。
日本で言えば、芸術だったら歌舞伎とか能楽とかそういう伝統芸能と匹敵する位の芸術と言えるでしょう。
特にヨーロッパではねぇ。。。
日本では国技の相撲で大麻所持の力士が解雇されましたよね。。。
恐らく、この力士達も復帰できる可能性は極めて低いだろうし。。。
相撲はスポーツ分野ではあるけど格式高い歴史的な伝統スポーツです。
だからオペラもそんな気がする。
個人的には彼には復帰して欲しいものですが・・・
海外の歌劇場が覚醒剤の逮捕暦がある歌手を受け入れるか?・・・って所でしょうかね?
日本の新国立劇場とかだったらどうだろ?
新国立劇場でも以前からキャンセルが多かった様な情報も聞いた事がありましたからねぇ。
一応、執行猶予が付いた事はまだ少し良かったと言うか本人は心から反省していると言う事が証明された事と思う。
(参照)朝日新聞の記事[3回]
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大麻は不法入国の外国人とかから購入したりする噂も聞きます。
しかし人によっては自分で大麻草を栽培していると言うのも聞いた事があるので今の日本の世の中は病んできたと感じましたね。
ジョン・健・ヌッツォは覚醒剤を所持していたという事で、覚醒剤は更に脳に影響を及ぼすと聞くので自分自身が破滅してしまうという事を考えて頂きたいです。