このBlog、よく見たら前回の更新から一週間近く経ってた。(^^;)
他のBlogにかかりきってたり、それからmixiの日記設定変更とmixi日記爆走(?)更新に時間を費やしてエンタメメインBlogである当Blogの更新が疎かになっていました。
それで1週間近くぶりの更新は
「お勧めオペラ」シリーズです。
今回はちょっとこれまでmixiや他のBlogにべったりかかりきりになったから非常に肩凝りで体調的にダウン傾向。。。
だから今日のこのBlogの更新記事もかなり大雑把に書いていきます。
今日の「お勧めオペラ」は歴史等が好きな人にお勧めしたいオペラですここで挙げるお勧めオペラは多分このシリーズの過去記事と重なっているものもけっこうありますが、歴史的な観点から挙げていきましょう!(^o^)
●ヴェルディ「ドン・カルロ」これはこのシリーズの最初の記事にも挙げていたかもしれませんが、これは16世紀半ばのスペイン王朝の物語なんですよねぇ!
実在のスペイン国王フェリーぺ2世と王子ドン・カルロスの葛藤を描いたシラーの戯曲をベースにしたオペラです。
オペラでは王子が中心に物語が進んでいるって言うか、王子が普通の人でフィリッポ国王はコワモテみたいに描かれているのですが、史実のドン・カルロスって精神的に病んでいたという事だったようですね。
それでフェリーぺ2世ってかなりやり手の国王みたいな感じ?
歴史解説のサイトを見ましたが、このドン・カルロスだけでなく他のフェリーぺ2世の王子の事を完全にどら息子みたいな書き方をされているところも見かけましたからね。(^^;)
●ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」これはイギリスの国王ヘンリー2世の第2王妃アン・ブーリンをモデルにしたオペラです。
不貞の罪を着せられて(男の子を産まなかったからという説もあるみたいですが)打ち首になったアン・ブーリンですが、オペラでは処刑されずに狂死したみたいな結末で描かれているんですよね?
このオペラは映像は観てないので何とも言えませんが。。。(^^;)
某海外のオペラサイトでダウンロードしたものは全曲で聴きました。
音楽面で言えば、ベルカントオペラですが、やはり悲劇独特の重々しい表現のメロディーは至る所で展開していますね。
ラストのアンナが歌う「邪な夫婦」は息絶える前に歌うのですが、このアリアって音楽的には堂々とした感じはあるものの、既に発狂してしまったヒロインが歌うのですから捉え方によってはただ単に
"堂々と"ってだけの感じには思えないですね。
捉われの身でしかも死刑執行を待つ身である中で
"自分は王妃だ"というプライドからそういう風な感じに表現されているのかとも感じられます。
その前に歌われる「私の生まれたお城」では最初の部分では狂乱したアンナがかつての自分の婚礼を錯覚しているかのような内容の事が歌われていますからね。
しかし、オペラでは歴史上人物をモデルにしたものであってもフィクションである事が多いと思うし、歴史だって言い伝えは教科書に書いてあるような事であっても、あとで実際はそう言う事ではなかったって事もあり得る様なので一概には
「フィクションだ」とか
「実話だ」とかは言い切れない面もあるかもしれませんね。(^^;)
歴史もののオペラも今では演出が現代に置き換えられた演出に変わりつつあるので、当時の王侯貴族のファッションとかそういうのは味わい難くなっているかもしれませんが、しかし古典的演出の公演もしっかりと上演されているので、昔の生活ぶりみたいなのが全く味わえないって事はないと思いますね。(^^;)
[0回]
PR