1ヶ月プラスアルファーぶりの攻略記事を書きますよ~!(^^;)
お次はまたヴェルディですが、「ドン・カルロ」について攻略!このオペラは私がこれまで観たオペラの中では沢山鑑賞してる方のオペラですが。。。
このオペラはかなりの改訂版があるみたいです。(^o^;;)
まず大まかに分けて、4幕版と5幕版。
そしてフランス語版とイタリア語版!
その他はバレエが入ったバージョンとそうでないバージョンも。。。
私が今まで観たのはバレエが入っていないバージョンのみ。
だけどCD等で聴いたのはどうだろ?・・・音楽がバレエっぽい感じの所が挿入されていた感じはしてましたねぇ。(^^;)
確かうる覚えだけど・・・
「王妃のバレエ」とかってタイトルだった様な。。。
どうやら初演はフランス語版だったみたいですね。(^^;)
大まかなストーリーはこんな感じ。。。一応5幕版に基づいて。。。(^^;)父でスペイン国王フィリッポ2世の王子ドン・カルロは父の反対も押し切って(?)許婚のフランス王女エリザベッタを一目見ようとパリ郊外のフォンテンブロー(フォンティーヌブロー)の森へGo!
それで自分の身分を隠してエリザベッタにこっそり接近!(^^;)
そしてエリザベッタは目の前にいる人が王子である事が分かって大喜びします!(^o^)
しかし、喜んでいられるのもつかの間でエリザベッタはフィリッポの王妃に迎えられる事になると伝えられた!(-_-;)
当然、恋人達2人はメッチャショック受けますよね!(-_-;)
恋人を父に奪われたカルロは悲しみに打ちひしがれているって感じ。。。
そんな彼の元へ友人ロドリーゴが登場!(^o^)
彼女の事は忘れて圧制に苦しむフランドルを救おうと持ちかける!
それで共に友情を誓い合うんですよね!(^_^)
一方、エリザベッタもカルロの事が忘れられない様子。
だけどカルロと二人きりになっても何とか冷静さを保って彼からの求愛を突っぱねる!(-_-;)
1人だけでいるエリザベッタを見て不審に思ったフィリッポはロドリーゴに王妃が怪しいと言って監視させようとするんです。
夜にドン・カルロは受け取った手紙を読んでいます。
それでそれがエリザベッタからのものと思い込んでルンルン気分!(*^_^*)
だけど、この手紙って女官のエボリ公女からの手紙だったんですよねぇ!(-o-;)
それでエボリが現れた時もカルロはエリザベッタと勘違い。(^^;)
それでエボリは彼が勘違いして自分にかけてきた甘い言葉は王妃に対しての言葉と気付いてブチギレ状態で散々脅しまくる!(-o-")
そこへロドリーゴ参上!(^o^)
彼女を止めます。
異端者火刑の時にいきなりカルロがフランドルからの使者を連れてやってきた!
それで助けを求める彼らにフィリッポは同情するどころか逆にキレた!(-o-")
キレた父に対しカルロは剣を突きつけて謀反を起こす!
それで更にフィリッポはキレてカルロを捕らえる事を命じます。(-_-")
フィリッポは妻が自分を愛してくれないし息子に刃を向けられてショックで打ちひしがれています。
そんな中、エリザベッタが
"宝石箱が無い"と駆け込んできますが、それはフィリッポの手元に。。。
その中にはカルロの肖像画が。。。
それを見てフィリッポは完全にブチギレしまくり!(-o-")
それでエリザベッタは失神してしまいます。
流石に妻が失神したからフィリッポも人を呼ぶとロドリーゴ&エボリがやって来た!
それでロドリーゴとフィリッポが立ち去って女性2人になったところで宝石箱盗難事件は自分がやった事とフィリッポと不貞関係にあった事を告白。
頭に来たエリザベッタはエボリを国外追放か修道院行きを命じます。
カルロが謀反で牢獄にぶち込まれている。
そんな時にロドリーゴが!
それでロドリーゴはフランドルの反乱の責任を自分が負って凶弾に倒れてしまうんです!
それで王子の解放を求める民衆が押し寄せてきてその中にエボリも混ざって、その隙にカルロ救出!(^o^)
ラストは再びカルロとエリザベッタがカルロ5世の墓の前で再会!(^_^)
それで来世で会う約束をして別れを惜しんでいたら・・・
フィリッポが2人の様子をこっそり見ていたのか2人を捕らえる事を命じた!(-_-")
そこへ先代カルロ5世の霊か何か不明だけど、修道士が墓場の中から出て来てカルロを墓の中へ引きずり込んでしまいます!(゚o゚)
追記はYUKI@管理人の作品に関する感想!
このオペラ、私が鑑賞したのは全部イタリア語のヴァージョン!
一応は4幕版も5幕版もどちらも観ました。(^o^)
このオペラは4幕版の場合はフォンテンブローの森のシーンが無いんですよねぇ~!(^^;)
4幕版ではいきなりカルロが失恋してショックで打ちひしがれた感じのシーンから始まっているんです。
だからストーリーの流れの点から見れば5幕版の方が分かりやすいですね。(^^;)
しかし、オペラのベースとなったシラーの戯曲「スペイン皇太子ドン・カルロス」はオペラで言えば4幕版の第一幕、だからカルロが失恋してからのシーンから始まっていますね。(^^;)
だから戯曲には4幕版の方が近いかもしれない。
このオペラのオリジナルはフランス語だと言う事だそうですが、フランス語のヴァージョンは未だに観た事が無いです。
CDやラジオでもまだ全く未鑑賞。(^^;)
確か、フランス語のヴァージョンは大分前にTVでバリトンのトーマス・ハンプソンと今は亡きテノールのジェリー・ハドリーのジョイントリサイタルで5幕版では第2幕1場、4幕版では第1幕1場のカルロとロドリーゴの友情を誓う二重唱「共に生きよう!共に死のう」を聴きました。
この二重唱だけでもイタリア語のヴァージョンとフランス語のヴァージョンではかなり違っていましたね。(^^;)
殆どはイタリア語の方で聴きなれているのですが、これがフランス語のヴァージョンになったら同じメロディーは入っていたものの、一瞬
"違う曲?"・・・と思えたくらいです。(^^;)
だから同じヴェルディの作曲で同じ「ドン・カルロ」でも
言語が違うだけでなくメロディーラインもかなり違うんだぁ~(^^;)・・・と感じたのは事実です。
フランス語のヴァージョンはこの時にこの二重唱しか聴いていなかったのでオペラ全体の流れとしてはイタリア語ヴァージョンとどれだけ違うのかは不明ですけどね~!(^^;)
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