確か以前に名バリトン歌手エットーレ・バスティアニーニのファンでらっしゃる
rosina様の所でバスティアニーニ達が活躍した時代はフランス・オペラをイタリア語で上演していたというエピソードを聞かせて頂いたのを思い出しました。
昔はイタリアも訳詩で上演していたのですね?!(^^;)
フランス語とイタリア語はどちらもラテン系の言語(?)って認識していましたが。。。(^^;)
やはり発音上はフランス語とイタリア語はかなり差がある気がします。
だからフランスものをイタリア語で歌うと・・・ちょっと???・・・って気になりますね。
ちなみに日本でのオペラ上演は今は全国的に原語上演でしょう。
しかし関西では私が音大在学中の1980年代後半から1990年代の時代はヴェルディやプッチーニ、そしてマスカーニやレオンカヴァッロ等のヴェリズモオペラも全部日本語訳詩で上演されたものです。
やはり日本語になると・・・ちょっと・・・って気がしてくるのですよねぇ。。。(^^;)
言語が訳詩になると何故違和感感じるのかって言うと・・・
やはり曲はオリジナルの台本の言語に合わせた曲作りをしているからでしょう?!(^^;)だから台本がイタリア語ならイタリア語に合わせた作曲で、フランス語ならフランス語に合わせた作曲をしているからでしょう。
ちなみに、イタリアオペラでもオリジナルが元々フランス語のものがある。。。
そんな場合はイタリアオペラをオリジナルのフランス語で歌っても何とも感じない。
ただ・・・「ドン・カルロ」のフランス語ヴァージョンは少し聴いただけなのですが友情を誓い合うシーンは・・・ちょっと・・・って感じしましたけどね。(^^;)
しかし、全曲で聴いてみたらどうなるか分からないし。。。
他はドニゼッティの「連隊の娘」はフランス語も凄く自然に聞こえます。(^o^)
日本語の訳詩でのオペラ上演は最近では減っているでしょう。
オペレッタは日本語上演もされている事があるみたいですが。。。
やはり日本語での上演って違和感感じるし、あとは発声法が日本語の場合は非常に難しい為に特にオペラでは日本語でやった時は言葉が聞き取り難いのが多いです。
人の事言えませんけどねぇ。(^^;)まぁ言えば、外国のオペラは当然ながら日本語に合わせて作ったものじゃないし、それに音符やリズム等にうまく組み合わせるようにして訳してあるのでは?・・・と思うので、やはり原語上演が自然体で良いのだと思います。(^^;)
確か・・・以前に雑誌で読んだ事がありましたが・・・
イギリスで全てのオペラを英語で上演している劇場があるんですよね?(^^;)「イングリッシュ・ナショナル・オペラ」って言うんだっけ?
そこは今でも英語上演かなぁ?(^^;)
イタリア・オペラを英語上演・・・
ちょっと想像付かない・・・
まだドイツ・オペラだったらどうか分からないけど・・・(^^;)
[0回]
PR