今まで聴いた印象深いオペラ歌手シリーズのバリトン編をカキコしていましたが、ちょっとその間にブレイク!(^^;)
余談でも無いのですが・・・(^^;)
実は
今まで聴いた印象深いオペラ歌手(テノール編)の補足と言うほどでも無いのですが、そっちでルイス・リマを挙げていたものの、あの時はザッと書いてしまった為にやはり彼に関しても「今まで聴いた印象深いオペラ歌手」シリーズとして詳しく書きたくなったのが本音。(*^o^*)
だって~、最も大好きなテノールなんですもの~!(*^o^*)
さぁ~て、ここから本題!(*^o^*)まず、ルイス・リマに関しては実演は一度も鑑賞していませんが、DVDやCDの正規盤は今の所は全て持っています。
(彼のナマ公演は場所が遠い為に鑑賞の機会を逃しているのが事実ですが^^;)
映像は次の通り1985年 英国ロイヤルオペラ「ドン・カルロ」
1988年 プロモーションビデオみたいな「コシ・ファン・トゥッテ」
1991年 英国ロイヤルオペラ「カルメン」
2001年 チューリッヒ国立歌劇場「マクベス
録音はCDやラジオを含めて次の通り1976年 パリ「ジェンマ・ディ・ヴェルジー」
1979年「ラオールの王」(ロンドンでスタジオ録音?)
1979年 ヴェルディ「レクイエム」(エアチェック)
1981年 ローザンヌ(?)「ミレイユ」
1989年 ウィーン国立歌劇場「ドン・カルロ」
1994年「ボヘミオス」(スタジオ録音?)
この他に大きな声で言えませんが非正規盤やネットダウンロードのものも幾つか持っていますが。(^^;)
実はルイス・リマに関しては高校の頃はもちろん、音大在学中の頃でも全く知らない歌手でしたね。
当時は正直言って「スター・ウォーズ」の熱烈ファンでもあり、マーク・ハミルの熱烈ファンでもありましたから、一つの映画や1人のアーティストのファンになると他のアーティストの事は全く見えない状態。。。
口悪い言い方ですが眼中に無かった・・・とも言えます。(^^;)
例えオペラ歌手とは言えどもね。。。
興味はあってもファンになる事は100%無いというのが本当の事です。
ルイス・リマの事は全く知らなかったし、まずは彼のファンになるなんて当時は全く思いもよらなかった。
最初に彼を知ったきっかけが1989年ウイーンでの「ドン・カルロ」のエアチェック。この時は彼の美声と情熱的で儚げな優しさが凄く漂った歌い方に惹かれました。(*^o^*)
だけど、エアチェックだからラジオ放送だし、顔が出るわけじゃないからファンになる筈がありません。
この時は将来に彼のファンになるとは全く考えていませんでしたね。
ファンになったのは大分経って彼の顔写真を見つけたからです。(^_^)
ルイス・リマのレパートリーは大体はヴェルディの中期のスピント系のオペラやプッチーニ、他は「カルメン」やヴェリズモオペラが中心!
それから若い頃はドニゼッティ等のベルカント系もけっこう歌っていたみたいです。
他は彼はマスネやグノー等のフランス・オペラもかなり歌っています。
「ドン・カルロ」で強いインパクトを受けた次に鑑賞したのがモーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」の映像!
正直言って・・・
彼のモーツァルトは想像付かなかったですね。(^^;)何せファンになる前に彼が「カルメン」のドン・ホセを歌っていると言うのは知っていましたから。(^^;)
ベルカントを歌っていたとしてもドニゼッティの「連隊の娘」や「ドン・パスクワーレ」とか歌うテノールだったらけっこう軽い雰囲気なのでモーツァルトってのも想像出来るけど、ルイス・リマはドニゼッティでは悲劇系のものが圧倒的。
だからドニゼッティの悲劇ものとモーツァルトのオペラ・ブッファは若干かけ離れている気もしなくもない。(^^;)
しかし、実際にルイス・リマがモーツァルトを歌ったものを聴くと・・・
完璧にハマっている!\(^o^)/全く違和感を感じさせられないのですよ~!(*^o^*)
ルイス・リマに関して「ドン・カルロ」や「カルメン」等のスピントものを聴く前に最初にこの「コシ・ファン・トゥッテ」を聴いた人の感想では「モーツァルト・テノール」って評価をした人もいらっしゃったくらいですからね。(^o^)
「ドン・カルロ」なんかを歌っている時と若干発声法を変えている様に感じられましたね。(^^)
だからモーツァルト・テノールらしくヴェルディ等を歌っている時よりも細い声で歌っていました。
だけど、モーツァルトでも感情的と言うか、フィオリディリージを落としてしまうシーンは「ドン・カルロ」とか歌っていた時の情熱的な深みを感じましたね。(^_^)
個人的としては彼はヴェルディとか歌った方が好きなのですが。(*^_^*)
ルイス・リマの歌唱の魅力は情熱的な深みのある表現力が最大の魅力だと思う!(^o^)とにかく感情表現の激しい歌い方が凄く大好き!(^_^)
そういう歌い方はハッキリ言って最も発揮しているのはヴェルディやイタリアのヴェリズモオペラの様な気がします。(^o^)
ちなみにルイス・リマの近況は今年はまだどうなっているのか不明ですが、去年はアルゼンチンで「カルメン」を歌っていましたね。
過去に
旧Blogにも書いていましたが、アルゼンチンの「Teatro Argentino la Plata」と言う劇場でドン・ホセを歌っています。
舞台写真が
「Canto Lirico」のサイトに掲載されています。(^o^)
この時はロン毛になっていたのでビックリでしたが。。。(^^;)
既に58歳で59歳になる前の頃の舞台です。。。
しかし若い頃と比べると変わってきていますが、60歳に近い年齢とは思えない若々しさです。(^o^)
2003年までは世界的にかなり活躍していたそうですが、2004年以降はアメリカ本土やヨーロッパでは全く情報はないものの・・・人に寄っては
"引退か?"と思っている人もいるとは思いますが、多分母国か南米では活躍している気がしますね。(^o^)
ただ、「Opera Base」には全く載らなくなっています。(^^;)
歌手の声は
"年齢が増すと重くなってくる"と言われていますが・・・
ルイス・リマの今の歌声はどんな感じになっているのだろ?若い時と比べると変わっている可能性はあるかもしれませんが、最も最近の映像なんかがYou Tubeでアップされたら有難いんだけどね!(^o^)
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