先程挙げた人間関係の中では・・・
ルークVSダース・ヴェイダーは映画
エルディVSストラウドはゲーム
マンリーコVSルーナ伯爵は悲劇のオペラ
オペラが最も残酷な運命に翻弄されそうで映画やゲームは正義は勝つけど主人公の敵となった肉親も救われそうなイメージが起こりそうです。
そんな事でマンリーコVSルーナ伯爵が最も悲惨な運命を辿らされそうな気がしますが。。。
しかし私の個人的な観点で見るとこの3組の肉親の中で最も残酷な肉親関係は「聖剣伝説4」のエルディとストラウド兄弟でしょう。
この兄弟は最初は兄弟である事をどちらも知らなかったようですが、闘う時は既に2人共お互いが兄弟である事が分かっているのです。
それでエルディが敵である兄を倒した時にストラウドは自らの非を認めるのかと想像していましたが、結末は兄ストラウドは弟エルディに対して不吉な一言を言って絶命します。
ストラウドは悪のままの絶命で全く救われない結末である様な気がします。
一方、「スター・ウォーズ」はルークとヴェイダーが親子であった事を知りながら闘いますが悪に落ちた父は自らの非を認めて絶命した事で残酷さがあるもののまだ少し救われた結末であった気がします。
「トゥロヴァトーレ」はマンリーコとルーナ伯爵は最後まで兄弟であった事を知らずに「聖剣伝説4」同様に兄が弟(兄弟での犠牲者は「聖剣伝説4」とは反対ですが)を処刑してしまうという残酷な結末であるけど、処刑した後にアズチェーナに告げられた事でルーナは絶望するという結末になっています。
「トゥロヴァトーレ」と「聖剣伝説4」はどちらも残酷な結末となりますが、まだルーナ伯爵は殺した相手が弟言う事で絶望した所が客観的にはまだ「聖剣伝説4」よりは残酷さが和らいでいる気がします。
ちなみに「聖剣伝説4」は兄弟としては残酷な結末となるのですが、主人公エルディにとっては別の方向と言うかヒーロー的な感じで世界を救うみたいになりますが。。。
この3組の闘った肉親。。。
総合的に見ると最も残酷な結末はやはり「トゥロヴァトーレ」かも知れませんね。
弟を処刑してしまってアズチェーナから告げられて絶望して終わる結末ですからね。
だからエンディング面ではヒーロー的な終わり方をした「聖剣伝説4」よりは衝撃的である事は確かです。
「聖剣伝説4」・・・出来ればストラウドに自らの非を認めさせるタイプの演出に・・・って希望してしまいましたね。
オペラでは肉親同士で争うのって他だったらリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」もそうでしょうかね?
このオペラはストーリーだけは知っていますが、全曲はおろか、アリアも二重唱もまだ全くの未鑑賞なのでサイトでは取り上げていませんが、こちらも凄いですね。
「エレクトラ」は母と子で争うというか・・・
争うより復讐劇って感じで子の方が母に対して復讐の念を抱くっていった感じのストーリーだったと思います。
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