時々読ませて頂いている
rosina様のBlogのペーザロの旅行記にルクレツィア・ボルジアに関する事が触れられていたので調べてみました。(^o^)
ちなみに「ルクレツィア・ボルジア」はドニゼッティのオペラ。
私はこのオペラはまだ未知のオペラなのですが、アリア「あの魔法のなんと美しいこと」は持っているアリア集に入っています。(^_^)
これもまだ歌った事無いけど・・・^_^;;
オペラはまだ聴いたことないのだけど、このオペラのヒロインであるルクレツィア・ボルジアもどうやら実在の人物であった様なので適当に検索してみました。
Wikipediaでの解説によると、ルクレツィア・ボルジアって15世紀の終わり頃から16世紀初頭に実在した女性みたいですね。
父は当時のローマ教皇アレクサンドル6世だそうですが、母はこのアレクサンドル6世の愛人だったみたいです。
それで兄がかなり悪そうな人間であるチェザーレ・ボルジアなのですが・・・
Wikipediaの解説よ読むと悪者みたいに書かれている兄チェザーレは・・・
悪者の様でありながらも、本当は妹思いの兄であったようなところも伺えますね。
ルクレツィアは何度か夫が変わっている様ですが、チェザーレが妹の恋人や結婚相手を殺しているんですよね。-o-;
そんなところがチェザーレが悪者扱いされる面かもしれません。^_^;;
まぁ言っちゃえば・・・
妹に政略結婚させたいために妹が恋に落ちて結婚した男性を殺しちゃったって事みたいなんですぅ~!-o-"その背景が死別でないと再婚させられないからとか・・・^_^;
3回目の結婚では何だかややっこしい事に。。。^_^;;
フェッラーラ公アルフォンソ1世と結婚したけど、義妹の夫と不倫関係になったとかって書いてあるけど、これもどうか分からんみたいな感じ?^o^;;
結局は最期は産褥で死亡してしまったみたいです。
ルクレツィアって一見すれば恋多き女性みたいに感じますが、実際には兄に殺された恋人も何人かいるから「兄に常に監視されている」ってのも変な言い方かもしれないけど・・・なんていうのか・・・やはり背景には「家を守る」って事でその為の犠牲になっていたりして。。。^_^;;
悪者扱いされているチェザーレは妹が恋に落ちた相手を殺したりしてたけど妹が体調悪い状態になった時は付き添ったみたいだし、また妹も兄チェザーレが捕らえられた時に兄の釈放にあたっての協力を不倫相手(?)ゴンザーガに求めたって事らしいので、ルクレツィアとチェザーレの兄妹愛みたいなものも感じます。^_^
この当時はけっこう政略結婚が多かったのですよね?!
殆どそうだったりして。^_^;;
家を守りたい為に妹や娘に対して政略結婚をさせるってのが当たり前の時代だったのかもしれません。
ちょっと余談っぽいですが^_^;;ペーザロって言えばロッシーニの生誕の地でイメージ的にはロッシーニのイメージが非常に強いですよね~!^_^;
だけど、「ルクレツィア・ボルジア」ってこのペーザロもゆかりの地なんですねぇ?!^o^
ルクレツィアが最初に嫁いだのがペーザロのジョヴァンニ・スフォルツァだったようです。
だけど、この結婚生活はイマイチだったみたいですねぇ。^_^;
これは彼女の父親が離婚&再婚させたい為に夫婦を引き離そうと仕組んで不仲にさせちゃったみたい。
どうしても政略結婚させたいんだよね?-o-;
[1回]
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>ボルジア家というと毒薬のイメージが強いです。
そう言えば・・・
オペラも「毒」に関する事があって、それで毒を盛られたジェンナーロにルクレツィアが解毒剤を与えようとするみたいな解説がなされていますね。
やはりチェザーレは小説でも野心家の様に描かれていたのですね?-o-;
Wikipediaの解説もこの一家の近親相愛があるって感じで最初の夫ジョヴァンニ・スフォルツァがルクレツィアを訴えたとされているみたいです。^_^;
昔はけっこう政略結婚が多かったのでしょうね?!
歴史的なものを題材にしたオペラで描かれているのはけっこう政略結婚が目立ってますからね。^_^;
ちなみに「あの魔法のなんと美しいこと」のアリアは私もまだ楽譜を読んでいないのですが、ドレミ楽譜出版社のオペラ・アリア集ソプラノ編に入っていましたね。^_^
確か、レッスンで先生から「アンナ・ボレーナ」の「私の生まれたお城」か「ルクレツィア・ボルジア」の「あの魔法のなんと美しいこと」のどちらかをやる様に言われて結局は「アンナ・ボレーナ」の方を選びました。^_^;