オペラの演出に関しては以前からあれこれ書いていますが、ストーリーは一定していると言うか決まったストーリーなのですが、どの公演でも同じ物語に基づいた内容のものです。(^^;)
しかし一定した完全に決まったストーリーとは言え・・・
演出によってガラリと変わるのは以前からも言ってる事。。。(^^;)
それで今度は今まで観たオペラの中で他の演出とは一味違うな?・・・と感じたものを紹介!
私はそれ程オペラを数は沢山観ている訳ではないのであまりどうのこうのは言えませんが、私が観た範囲内だけでカキコします。
まずは見た目だけでワォ~っと感じたもの録画していなかったのですが、大分前に何処の歌劇場の来日公演だったのか忘れましたが、シュトラウスの「影のない女」。。。
この時の演出が歌舞伎役者の市川猿之助さんだったかな?
(うる覚え気味^^;)とにかく舞台全体が東洋風な雰囲気があったような記憶があります。
あとはこの時の歌手達のメイクが完全に歌舞伎メイクだったと思う!
ソリストは当然ながら全て海外の歌手で主役の皇帝を歌ったのがペーター・ザイフェルトだったと思います。
海外の人の顔って堀が深い顔立ちなのですが、あの歌舞伎メイクの時は日本人みたいに見えました!
しかし全く違和感は感じませんでしたね!(^_^)
その他の変わったと感じた演出は・・・1年程前だったかな?・・・TVでハイライト放送やった新国立劇場の「ドン・カルロ」!
この演出は現代バージョン演出って気がしましたが、エボリ公女がエリザベッタに自ら犯した罪を告白してからアリア「惨い運命」のシ-ン!
あの場面の演出って殆どはエリザベッタが冷ややかに追放を命じて退場してエボリが一人であのアリアを歌うのが殆どでしたが、新国立劇場の演出はそうじゃなくて温かみがありましたね!(^O^)
これ以上細かく言うのはやめよかな?
私はある俳優のファンサイトでネタバレ理由に書き込みを部分削除された経験ありなので・・・(^^;)
色々と想像付けさせられそうな演出は?2001年チューリッヒの「マクベス」!
これは私が凄く大好きなテノール歌手ルイス・リマがマクダフを歌って、主役はトーマス・ハンプソン&パオレッタ・マッローク!
この演出は現代ヴァージョン型っぽい感じに見受けられましたが・・・
オペラでは出てこないとされているマクダフ夫人っぽい女性が登場していたし。。。
魔女の合唱の部分はこれは何やってんだろ?・・・って感じにも見受けられました。(^^;)
ちょっと黒魔術っぽい感じにも思えましたが。。。
それとクライマックスシーン。。。
マクベスとマクダフが闘う筈と思ったのが・・・???
いきなり森の妖精のつもりか何か分かりませんが、子供たちが凄く沢山出て来てその後でマクダフ登場で闘うより無抵抗なマクベスをグサグサやっちゃう・・・って感じにも思えましたね。(^^;)
だからこの演出も変わった感じに思えましたよ!(^_-)-☆
オペラの演出に変化をつけるのって・・・
やはり定番演出というか従来と同じ感じの演出だったら退屈してしまうと感じるのかな?
しかし時代設定を置き換えるのはかなり大掛かりな演出の変化だと感じています。(^^;)
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