イタリア・オペラって一見全部イタリア語の台本かと思いそうですが、実際はフランス語の台本のオペラもそこそこあるんですよねぇ?!(^^;)
例えば、ヴェルディだったら
「ドン・カルロ」のオリジナル。。。
「ドン・カルロ」ってイタリア語上演が圧倒的に多いと思いますが、これは元々はフランス語だったのですよね?
しかし、このオペラはフランス語でも時々上演されているのでしょうね?
確か、アラーニャがタイトルロールを歌ったDVDがリリースされてたような。。。
他にはヴェルディの
「シチリア島の晩餐」。。。
これもオリジナルはフランス語であるみたいに書いてあった本がありました。(^_^)
このオペラは有名なのですが、私にとっては完全に未知のオペラ。
だけどストーリーは私が持っている本の中で解説があったのを覚えています。
これもラストが残酷っぽい感じみたいですね。
ヴェルディのオペラでオリジナルがフランス語のものはこの2つだと思いますが、ドニゼッティのオペラでも幾つかあるみたいですね。(^o^)
全曲ではまだ鑑賞していませんが、「連隊の娘」がフランス語のヴァージョンがある筈です。
この中の「Convien Partir」(さようなら)というヒロインのマリーが歌うアリアがあって、このアリアは音大生の女の子の中でも人気と言うか歌う人が物凄く多くて実際に私も歌いましたが、この曲を勉強した時に学校の視聴覚室でパヴァロッティとサザーランドの共演のCDを聴いたのをハッキリと覚えています。
CDは全曲盤でしたが、この時は時間が無かった為にサザーランドが歌うこのアリアしか聴いていません。(^^;)それでこのCDが何とフランス語のヴァージョンだったんですよ~!(^^;)
実際、「Convien Partir」のアリアは当時音大生の多くが持ってたアリア集の楽譜にはイタリア語の歌詞のみでフランス語は書かれてなかったのです。
春秋社版の楽譜ですが、ここの楽譜はアリアに寄っては二ヶ国語で書かれているものもあったのです。
モーツァルトのオペラ・アリアなんか殆どはイタリア語とドイツ語の両方の歌詞が書かれていたと思うけどなぁ~!(^^;)
だけど何故か「連隊の娘」はイタリア語だけだったな~!(^^;)
それでネットをやるようになって情報を得るようになりましたが、「連隊の娘」って元はフランス語だったのかなぁ~?!
解説によるとオペラ・コミーク形式で初演がパリって書いてあったから元はフランス語なんだろうな?(^^;)
最初はイタリア語ばかりと思ってたけど。。。(^^;)
しかしイタリア語で歌いなれた「Convien Partir」はフランス語で聴いた時はそれ程違和感なかったなぁ。。。
ヴェルディの「ドン・カルロ」のフランス語版は・・・う~ん・・・やはりイタリア語の方がなじめる感じですが。。。(^^;)
ヴェルディの音楽ってイタリアオペラの大御所って感じに思えますからねぇ。。。(^_^)
それでイタリア語の方が馴染めるのかも。。。
ちなみにフランスオペラだったら、イタリア・オペラに近いものを感じるけど、やはり若干違う感じが。。。(^^;)
どちらかと言うと・・・グノーとかだったら若干イタリアもののベルカントに近いような雰囲気を感じるのですけど。。。
そんなので「Convien Partir」がフランス語になっても自然に聴けたのかも。。。(^^;)
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