さぁ~て・・・このBlogでも攻略サイトならぬ攻略カテゴリーを作りましたよ~!(^o^)
まず、最初の攻略はヴェルディのオペラ「運命の力」で~す!\(^o^)/
このオペラはオリジナルと改訂版があります。
最初はロシアのペテルクブルク帝室歌劇場の依頼で作曲されて、同じくヴェルディ作曲のオペラ「椿姫」の台本も手がけたピアーヴェが台本を手がけたようです。
だけど、この時はイマイチだったみたいですね。。。(^^;)
それで別のギスランツォーニの台本で作り直されたみたいで、今ではこの改訂版が多いみたいです。
もしかすると有名な「神よ平和を与えたまえ」。。。
これもギスランツォーニの方の台本なのかな?・・・それともピアーヴェの方かな?・・・そんなところが気になるところです。。。(^o^;;)
大まかな荒筋まぁ言ったら恋人同士の駆け落ちの物語と解釈してもよろしいでしょうか?(^^;)
ヒロインであるレオノーラにはアルヴァーロっていう彼氏がいますが、彼がピストルの暴発事故を起こしてレオノーラの父を死亡させてしまうのです。
それから慌てて逃げますが、父を死亡させられたレオノーラの兄カルロが2人を追跡します。
カルロはとにかく必死で追跡して、逃げる途中の恋人2人は途中で逸れてしまうのです。(-_-;)
それでアルヴァーロは戦場で戦っていて・・・戦友がいたのですが、何とその戦友がアルヴァーロ&レオノーラを追跡しているカルロ!(^o^;;)
この時はお互い偽名を使っていたから分からなかったのですが、遂に正体がバレてしまいました~!(^o^;;)
非常にヤバい!カルロは復讐の鬼みたいになってしまった!
そりゃ~、戦友と思っていた人間に自分の父の命を奪われたってところでしょう?!(-_-;)
それからアルヴァーロは運命の残酷さを感じて修道院入り。。。
アルヴァーロと逸れたレオノーラも修道院入りしていたんですよね!
しかしカルロはその修道院までも追跡してきた!
それでアルヴァーロを散々罵倒して平手打ちまで食らわして、遂にキレたアルヴァーロはカルロと決闘!
アルヴァーロはカルロにかなりの傷を負わせますが、彼は助けを求めて山上の庵へ。。。
そこには何と・・・逸れた恋人レオノーラが。。。
それで彼女の兄を傷つけた事を告げ、彼女も瀕死の兄の元へ。。。
カルロはアルヴァーロだけでなく妹も絶対に許さない!(-_-")
それで彼は最後の力で妹も剣で傷付けてレオノーラも死んでしまうのです。(-_-;)
このオペラの結末はアルヴァーロは呆然とするみたいに解説されている事が多いですが、原作と初演版のオリジナルではアルヴァーロも投身自殺してしまうみたいですね。
だから主要キャラがほぼ全滅みたいな結末だと感じました。
初演版が何故受けなかったのかは分かりませんが・・・人によれば主要キャラ全滅って結末は残酷過ぎると感じる人もいると個人的に推測しています。
しかし、このオペラはカルロの復讐心が凄まじいですね!
アルヴァーロは故意にカルロとレオノーラ兄妹の父を殺したのではない。
ピストルの暴発事故で兄妹の父を死亡させてしまったのです。
しかし現実問題として考えても故意ではなくても悪気が無くても人に肉親を死亡させられたらって思うと・・・カルロの辛い気持ちは当然ですよね!(-_-;)
このオペラのストーリーは
「オペラ・ミニミニ・ストーリー解説」にも書いています。
そっちの方が細かく書いています。(^o^)
このオペラでは最も有名なアリアはズバリ・・・
レオノーラが歌う「神よ平和を与えたまえ」かも知れませんね!(^_^)
このアリアは終幕で歌われるアリアですが、確かアルヴァーロがカルロを剣で致命傷を負わせて助けを呼びに来る前に歌われるのかな?と思います。。。
私はこのオペラは全曲ではまだ鑑賞していないので状況的には分かりませんが、アリアの内容からすれば誰かの足跡を察知した様なニュアンスに感じる言葉がアリアの聴かせ所の所に入っていますからね。
それで最後は
「呪いあれー!」って感じで終わりますから。。。
他ではレオノーラはもう一曲「哀れみの聖母」もあって、これは私は歌った事がないので歌詞の内容はイマイチ理解していませんが、このアリアも前奏が「神よ平和を与えたまえ」と同じ前奏だったのを覚えていますね!(^o^)
但し・・・調は違っていたと思いますが・・・。(^^;)
歌った事がある人の話によれば「哀れみの聖母」の方が最高音は高いみたいです。
あとはアルヴァーロの「天使の様なレオノーラ」も有名ですね。(^_^)
このアリアは最近は聴いていないので僅かしかメロディーを覚えてないけど。。。(^o^;;)
「哀れみの聖母」もそうですけどね。。。(^o^;;)
それと、アルヴァーロとカルロのクライマックスシーンの二重唱!
カルロが散々アルヴァーロを罵倒してアルヴァーロがブチギレして・・・って感じの解釈をしていますが、このデュエット・・・実際に聞くと物凄い重みを感じます。
怒りに燃えるカルロと残酷な運命に遭遇して苦しむアルヴァーロって感じですね。(-_-;)
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