前回の日記でヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」にまつわる史実を調べて書いていたらWikipediaの解説を見て、このオペラと映画にも宝塚歌劇にもなったコミック「ベルサイユのバラ」と微妙な接点(?)がある様な気がしました。^_^
ハッキリ言ってオペラ「仮面舞踏会」とコミック「ベルサイユのバラ」とは全く接点はありませんので誤解の無いように・・・^_^;;接点があるというのは史実にまつわる事なのです。
オペラはスウェーデン国王グスターヴォ3世が友人レナートの妻と不倫関係みたいになって、それがレナートが気付いてしまい、その恨みから復讐を誓って国王を殺してしまうと言うもの。。。
しかし史実では不倫に関する事は書かれていないので、ヴェルディのグスターヴォ国王&アメーリアの不倫はフィクションかもしれません。
ただ、
Wikipediaの解説によると、同性愛者という噂もあったみたいですけど。。。
ちなみにコミック「ベルサイユのバラ」は私も子供の頃に愛読したコミック。最近はこのコミックを読んでいないので僅かに残る記憶に基づいて書いていきますが、確か、マリー・アントワネットがフランスへ輿入れして、そこからフランス革命に至って国王ルイ16世と共に処刑されるまでの事が描かれていたと思います。
それで、「ベルサイユのバラ」にはハンス・アクセル・フォン・フェルゼンという人物が登場していましたが、実は、このフェルゼンは実在の人物で、彼の父がグスタフ3世殺害の黒幕の噂もあったと解説されていました。
しかし、これも実際は闇の中らしいですが・・・^_^;;
ちなみに、この「ベルサイユのバラ」に登場したフェルゼンはグスタフ国王の臣下らしいですね。
もしかしたら・・・オペラに出てきたオスカルは史実ではどうなのかな?
架空人物なのか・・・
それとも・・・まさか・・・フェルゼン?・・・多分違うよね?
それで、フランス革命が起こった時にグスタフ3世がこのフェルゼンをスパイとしてフランスに送り込んだらしい。^_^;;
「ベルサイユのバラ」もフェルゼンはスウェーデンの貴族みたいに描かれていたと記憶していますが・・・
それで、「ベルサイユのバラ」の主人公オスカルの死後だったか?・・・国王夫妻は逃亡しようとしていたと思うのですが、これはフェルゼンが行ったのを裏でグスタフ3世が手引きしていたとか・・・
こんな所で、オペラ「仮面舞踏会」とコミック「ベルサイユのバラ」は接点は無いものの、史実で意外な接点があったので興味を持ちました。
オペラ「仮面舞踏会」が政治的理由で上演禁止になったのは初演のナボリでは当時フランスの統治下と言う事で検閲に引っかかったとされている。。。
これは、やはりグスタフ3世がフランス革命に関わっていたからでしょうかね?
しかも、革命を起こす側ではなく、追われる身の国王夫妻を助けようとしている感じですから。。。^_^;;
前回の記事をカキコした時は解説もザッと読んだだけだけど・・・
政治的な所をしっかりと読むと・・・
「仮面舞踏会」が上演禁止に追い込まれて舞台をアメリカに変えたのも分かる気がする。。。^_^;
しかし上演禁止処分はフランスの統治下ということだけど・・・
グスタフ3世に失礼と感じて禁止されたのか?・・・それとも・・・その逆か不明です。。。
もしかすると別の理由もあるのかもしれないけど・・・
分かっているのは検閲に引っかかって上演禁止になったのは政治的な理由と言う事だけです。^_^;;
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