海外サイト「Opera Share」からファイルをダウンロードさせて頂きました~!(^o^)
今度は1988年英国ロイヤルオペラでの「ルチア」のライブ録音です!
キャストは次の通りLucia・・・Edita Gruberova
Edgardo・・・Luis Lima
Enrico・・・Wolfgang Brendel
Raimondo・・・ Giorgio Surjan
Normanno・・・ Paul Crook
Alisa.・・・ Jean Treadway
Arturo・・・ Robin Leggate
これも目当ては当然ルイス・リマ!(*^o^*)
それでタイトルロールがコロラトゥーラソプラノの大御所的なエディタ・グルヴェローヴァというのも興味深いです!
録音なので演出面とかは書けませんが、タイトルロールのグルヴェローヴァは素晴らしいですね!
"誰もが彼女のルチアは物凄い!"
"特に狂乱の場が凄い!"
そんな感じの評価を誰もがするだけあってさすがに彼女のルチアは凄い!
なんとなく切羽詰ったものを感じる!
「狂乱の場」なんか発狂した中にも儚さも感じさせられるものもありました。
彼女のルチアって上品さもあるし儚さもたっぷりと味あわせてくれるんですよね!(^_^)
それで「狂乱の場」では確か最高音はカデンツァで上げて3点E音まで出すと言われています。
今まで数人程度聴いたルチアの中ではこれが安心して聴けるのはグルヴェローヴァだけですねぇ。(^^;)
とにかくキーンとした感じが全く無いんですよ~!
"余裕でまだ上も出せる!"・・・って感じでした。
エドガルドは私が大好きなルイス・リマ!
彼のエドガルドは情熱的で素敵!(*^o^*)
聴いているだけでハートマーク!
あの歌い方で口説かれたら私だったらホロっといっちゃいそう~!(*^o^*)
しかし、ルチアがアルトゥーロと結婚した事が分かった時の怒りの表現が凄まじい!
"信じていたのに裏切られた!!!"・・・って気持ちの表れが凄まじいほどに出ています!
それとラストの墓場の前で歌うアリア。。。
声は絶好調の頃と比べると調子が良い様には感じませんでしたが、絶望した表現が痛々しいほどにまで感じられます。
ルイス・リマは女性を口説く表現も素晴らしいですが、絶望した表現も素敵なのが魅力的ですよねぇ~!(*^o^*)
エンリーコはウォルフガング・ブレンデル!
エンリーコって一瞬主人公カップルをぶち壊すって感じの悪キャラに思えそうですが、彼のエンリーコはエンリーコ自身の中身を完全に引きずり出しているって感じ!
とにかく内面を見事に表現していたと思う!(^o^)
エンリーコは良く考えるとある意味哀れかもしれない。
そんな感じにブレンデルの歌唱は感じさせてくれるんですよね!(^_^)
ブレンデルは案外上品な雰囲気の歌い方が印象深いですが、このエンリーコでは自分の家を守る人間として突き進む!
その為には別の人間の犠牲も・・・
家を守る為に妹を自分の思い通りに手段を選ばずに強引に従わせる。。。
そんな内面が見えてくる感じの歌唱に感じました。
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