先週末と言うか、先々週末辺りにNHK BS放送でやってたバイロイト音楽祭生中継番組ですが、今回は「ローエングリン」のレビューをカキコします。^o^
実はこのオペラを映像で、しかも全曲で鑑賞するのって今回初めてなんです。^^;
大雑把なあらすじだけは本とかで読んだけど、全曲での鑑賞そのものは初めて。^^;
最近のオペラの演出は時代設定が現代に置き換えられたものが主流みたいな感じになってるみたいな感じなので、今回も恐らく、
"時代設定が現代ヴァージョンになってるんだろうなぁ・・・^^;"って思ったりしてたら、案の定そんな感じ。^^;
まず、幕が上がっての冒頭のローエングリンのパントマイム的な仕草・・・
最初は???だったんだけど・・・もしかしたら無実の罪を着せられたエルザの事が気になっての仕草なのかな?・・・とも勝手に推測。^^;
その次に、ギョッとさせられたのは合唱がネズミだったって事。。。(;O;)最初は、一瞬、日本の伝統芸能とかで出てくる黒子みたいな感じに見えたけど・・・よく見たらネズミだったんですよね。^^;
その上、ネズミの被り物が網状になってるから、中の人間の顔がハッキリと見える状態!^^;
一体、このネズミ、何を意味してるの?・・・ってのが率直な気持ちでしたね。^^;
思わず、本取り出して、筋書き読み直したけど、ネズミなんか登場しないですものね。^^;
この事に関してはエルザの役のソプラノと、最後に評論家(だったかな?^^;)のコメントがあったけど、ネズミはかなり違和感あった。
最後はネズミだったのが人間に戻ったって感じだったから、この時は一瞬、20数年前に観たジョージ・ルーカス監督の映画「ウィロー」での悪の魔女によって人間が豚に変えられたシーンを思い起こされました。^^;
余談ですが、「ウィロー」のテーマ曲が「ローエングリン」3幕への間奏曲と雰囲気がかなり似てますし。。。^_^それから、ギョッとさせられたのは・・・
最後にエルザの弟君が元に戻されたって事だけど・・・その時の姿が・・・
えぇーーーー(;O;)(>_<)ちょっとホラー映画か何かに登場しそうなオバケみたいな感じになってた!(;O;)
オバケは失礼かもしれないけど・・・^^;
へその緒が付いた状態の胎児って感じだけど、とにかく、顔が怖い!(;O;)
最後の評論家の解説では「救いようの無い悲劇」って言ってたかな?
それにしても・・・あの姿はちょっと・・・(;O;)
視覚的にかなり受け入れられないって感じ。^^;
救いようの無い悲劇って言っても、もう少し光り輝く演出にして欲しかったな・・・・ってのがストレートな気持ちでしたね。^^;
歌ってた歌手の名前がなかなか覚えられないのですが・・・^^;
主役のテノールは容姿が騎士に相応しい少しワイルドながらも優しさも感じさせてくれる素敵な青年ってイメージでしたね。^_^
衣装が本来の時代設定に合った昔のヨーロッパの騎士の様なものだったらカッコ良さがもっと引き立ったでしょうにね。。。
歌唱の方は最初は一瞬、カウンターテナーかと思いそうになった。。。
このテノールは普通のテノールとしてもカウンターテナーとしてもいけそうなタイプにも感じました。^o^
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TB有難うございます。m(__)m
あのネズミは本当に違和感感じました。
確か、ネズミに置き換えられてるのは兵士の筈だと思うのですが、関係者がコメントをしてもあの違和感は消えないですね。
仰るとおり、演出家が変わった事やりたかったのかとも感じますね。
あと、ハリウッドSF映画みたいな演出にもしたかったのか?・・・とも感じさせられました。^^;
最後の不気味な胎児も何の映画か忘れましたが、ハリウッドSF映画の中で似たようなものが登場してたのを観た記憶があるので映画の影響受けてるのかとも感じたりもしましたが、あのシーンで、あの様なキャラクターは止めて欲しいと感じました。
主役のテノール歌手は、最初は、歌い方がカウンターテノールっぽい上に女性的だったので、ワーグナーのヘルデンテノールとは完全にかけ離れてる様な気もしましたね。^^;
剣で戦うシーンは迫力が足りなかった気もします。-_-;
1982年の「ローエングリン」の紹介有難うございます。m(__)m
後で見せていただきますね。^o^