この前の日曜の夜から翌日の早朝までにかけて、NHKBS放送で今年のバイロイト音楽祭の生中継放送がされてて、興味深かったので観る事にしましたが、時間が6時間を超える様な長時間の番組だったから録画しました。^^;
それで、まだ、途中までしか観てないけど、ちょっとレビュー的なものを書いちゃいましょう。^_^
生中継されてる演目は「ローエングリン」で、このオペラは筋書きだけは知ってても、映像はおろか、全曲で録音もまだ聴いてない作品だった。
だけど、ストーリーはファンタジー的な内容なので、一度は観てみたいと思ってたオペラでした。
まず、今回の音楽祭の生中継で感じたのは、「ローエングリン」上演で1幕が終わってから2幕に入るまでの時間が物凄く長い!(;O;)
生中継だから休憩時間だと思うけど、1幕終了から2幕が始まるまで1時間以上はあいてた気がする。(;O;)
ちなみに、その間は、バイロイト音楽祭に関するドキュメント番組が組み込まれてた。
これもなかなか興味深い内容。^_^
ワーグナーの支持者というか、崇拝者で当時のドイツ皇帝だったかな・・・彼もその一人だったみたいな事が書かれたのをずっと以前に本で読んだ様な記憶があるのですが、初めて知ったのは、何と・・・
戦時中のユダヤ人大量虐殺で有名なヒトラーがワーグナーの崇拝者だったとか!!!(;O;)あの血の独裁者が???・・・って思ったのが正直なところ・・・^^;
それで、ヒトラーはバイロイト音楽祭を支援してたという事も報じられていました。
だけど、もしかしたら独裁者って意外とこういう芸術的なものに興味ある人けっこういたりして・・・
マスゲームも異様さは感じるものの一応は芸術的なイベントに見えますからね。^^;
それで、ドキュメント番組の中で「反ユダヤ主義」って言葉が何度も出てきてたから、そんな事でもヒトラーが崇拝してたってのも納得出来るかな・・・^^;
この事に関しては
こちらのBlogのコメントに興味深い情報を戴いてるのでご参照下さい。^_^
(本文はミーハーモード全開のかなりくだけた文章で書いてますけど・・・^^;)過去の公演映像が映し出されてたけど、その為かどうか不明ですが、ナチスのマークが組み込まれた舞台映像がありました。^^;
ヒトラーが支援したのはワーグナーが「反ユダヤ主義」(?)って事だからでしょうけど、これが、「反ユダヤ主義」じゃなかったらどうなんだろ?・・・とも思ったのも正直な思いです。^^;
だけど、「反ユダヤ主義」って言っても、実際はヒトラーみたいに凝り固まったものじゃないみたいですけどね。。。^^;
WikiPediaみたらユダヤ人との親交もあったみたいに書いてあったから。。。
ヒトラーは「反ユダヤ主義」の域を遥かに通り越してるから。。。(;O;)
だけど、ナチス時代のラジオでワーグナーの子孫らしき人のインタビューでの肉声も入ってたけど、その内容からはヒトラーに対する「恩」を感じますね。
ヒトラーを称えてましたからね。
これまでのいきさつからすれば、残虐なヒトラーとは言え、ワーグナーの子孫がヒトラーを称えるのは分かります。
番組はまだ、「ローエングリン」2幕の途中までしか観てないので、また「ローエングリン」のレビューは別記事で書く予定です。^^;
[0回]
PR