先日、NHK BSでやってたバイロイト音楽祭の生中継放送を最後まで観たので記事にUPしました。^o^
「ローエングリン」のレビューは後日に別記事にカキコする予定で、今回は幕間のドキュメント番組の事だけ書きたいと思います。
前の記事もドキュメント番組の内容だけでしたけどね。^^;
「ローエングリン」の1幕終了後のドキュメントではワーグナーがまるで反ユダヤ主義みたいな感じに捉えられる様な内容だったけど、2幕終了後のドキュメント見たら、ワーグナーの子孫はナチス政権に利用されてたって感じらしいですね。
確か、ワーグナーの息子ジークフリートの妻だったか忘れたけど、ヒトラーを支援してたとかいう事で敗戦後に裁判にかけられて処罰された様に言ってた。-_-;
それに、音楽祭開催にあたってナチス政権から支援受けてたって事もあったって事でナチス政権を批判も出来ない立場にいる事も報じられて、やはり気の毒なものを感じましたね。-_-;
この息子の妻がヒトラーに肩入れしてたとか何とかで、彼女の娘(ワーグナーの孫娘)がわざわざアメリカへ亡命してワーグナーの精神がナチス政権の為のものではないって感じでかなり批判してた肉声も流されてたので、政治的な恩恵を受けてたものの、敗戦で後で酷い目に合わされたって感じなので音楽祭主催側もかなり大変だったものというのが伺えました。
ヒトラーに利用されたのも、もしかしたら、ワーグナーが論文みたいなものでユダヤ系の作曲家を批判したって事だけで利用されてたのかもしれませんね。(ーー;)
今もそうかもしれないけど、一流の芸術家が論文で僅か書いた事が子孫の代で政治に影響を与えたり政治に利用されるってのは本当に怖い事実だと感じました。
かなり長い放送でしたが、今まで知らなかった事実がこの番組で分かったので、オペラファンにとっては貴重な番組だと感じましたね。^o^
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