去年の11月に
「悲劇のオペラのラストあれこれ」って言うネタの記事をカキコしていましたが、また新たな思い付きが浮かびました。(^^;)
悲劇のオペラの結末はヒーローやヒロインが死んでしまい、その最期の遂げ方も様々というのは前もカキコしましたが、今回はファンタジー的な最期の遂げ方のオペラを挙げてみましょう。(^o^)
まずはこれ!マスネの「ラオールの王」このオペラもグランドオペラで当然ながらラストが主人公の恋人同士が死んでしまう結末ですが、まず一緒に死んでしまうんですねぇ。
それでその最期の遂げる時の様子が違う!(^^;)
アリムは既に2幕で一度死んでいるんです。
それを3幕で生き返らせてもらうんです。
それで終幕でまた最期を遂げるんです。
とにかくアリムって2回も死んじゃうんです~!(゜o゜)正直・・・ファンタジーとは言え強烈!(゜o゜)
ちなみに最初のアリムの死は戦死。
部下だったシンディアという男に陥れられるんです。
それで2回目の死は・・・まず3幕の天上と思われるシーンで神様の計らいで生き返るアリムですが、生き返る条件が
「恋人シータが死ぬ時は彼自身も再び死ぬ」!!!
それがアリムの2回目の死の要因。(^^;)
それでラストのクライマックスシーンではヒロインのシータとアリムを追跡してシンディアが迫ってくる!
そしてピンチー!!!(>_<)ピンチの時にシータは持っていた剣で自らを突き刺してしまうんですね!
その時にアリムも倒れそうになるんです。
何せ恋人が死ぬ時に自分も死ぬって条件なんですからね。
それで、その後が・・・
寺院の中は神の楽園みたいな感じに変わっていくわ・・・それで恋人同士2人は楽園に入っていこうとするんですよねぇ!
それで魂が抜けていった恋人2人の体が祭壇から沈んでいくってのがまさに完全なファンタジー!
まぁ言えば美しいエンディングって感じです。(*^o^*)
ちょっとこういう最期ってSF映画っぽい!
このオペラ、数年前にフェニーチェ歌劇場が上演したのを覚えているけど、その前後はこのオペラの上演は全く聞いた事が無いな~!(^^;)
これ、映画化でもしたら良いだろうなぁ~!(*^o^*)
舞台上演だったら各幕ごとにカーテンコールとかが入ったりするけど、このオペラのストーリーを訳す時に4幕1場がシータのアリアだけってのが正直言ってビックリ!(^^;)
このアリアは7分程度のアリアだったと思いますが。。。
だからアリアだけでカーテンコールってのが想像付き難い。
フェニーチェの舞台はどんな進行だったのか不明ですが・・・(^^;)
しかし、映画化してしまったらそんなの全く気になりませんよねぇ~!(^O^)
余談ヒロインがシータって事で思い出したのが・・・
映画「天空の城ラピュタ」!!!この映画のヒロインもシータですよねぇ~!(^O^)
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