私はルイス・リマのファンになって気が付けば10年になってたのですよねぇ~!^_^;
それで、今回は彼が若い頃から最近にかけてどんな感じのレパートリーを歌ってたか取り上げちゃいます~!(*^o^*)
ルイス・リマは確か26歳かその位の頃に「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥでデビューしでるんですよね~!
それから2年程あとにあの「ジェンマ・ディ・ヴェルジー」(ドニゼッティ)のCDが出ています。
「ジェンマ・ディ・ヴェルジー」は「タマス」と言う奴隷の役を歌っています。
この時期は27才でかなり声が細かった。
一瞬、"そんなに細い声で「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥ?"って思われそうですよね?!f^_^;
だけど若い頃の彼は声は細いものの全く物足りなさを感じさせません!o(^-^)o
それは彼独自の奥深い表現力だと思います!
ドニゼッティでも喜劇は軽い声とテクニックが高く要求される感じだけど、リマはドニゼッティの悲劇ものをかなり歌ってた。
同じベルカントでも悲劇ものはテクニックだけでは通用しない部分がある。
やっぱ、高い表現力が要求されるでしょう~?!
たから、リマはベルカントの悲劇ものが見事にマッチしていましたね!o(^-^)o
ルイス・リマの歌声は年齢を増すと同時に次第に深みと豊かさが増している気がしました。
私が初めて聴いたのは41才の時のものを最初に聞いたのですが、この80年代後半から1990年代が最も華があった時期じゃないかな~?!o(^-^)o
あの美声が最も堪能出来る時期だね!
1990年の「仮面舞踏会」のアリア「永遠に君を失えば」の映像!
これはYou Tubeの画像貼り付けが出来ませんので、直接行って下さいね!^_^;
http://jp.youtube.com/watch?v=h68NcaeVjc430代前半の時と比べたらやはり声質は強くなっています。
この時期のルイス・リマは彼独特の美しい美声を聞かせていました。*^o^*
どちらかと言えば細い方ですけど、凄く奥行きのある雰囲気感じるんですよね!
柔らかい感じだし、優しい感じだし。。。
お次は1999年の「フェドーラ」の「Amor ti vieta」(これ、邦題が分からん^_^;)
これもYou Tubeの画像貼り付けが出来ないです~!^_^;
だから直接行って下さい~!^_^;;
http://jp.youtube.com/watch?v=cEPxnK6kxv8&NR=1「仮面舞踏会」からすれば9年経ってるから声にスピントかかった雰囲気感じる!
しかし、演技上の仕草が凄くセクシ-だ!o(^-^)o
しかし、彼は2000年以降が調子悪い時が多くなってきてる感じ。。。(-.-;)
一時期は引退報道まであったみたい。。。
引退報道もリマ自身が言ったのか、マスコミが勝手に「引退」と捉えて勝手に書いたか・・・不明だけど。。。
確か、この引退ニュースのきっかりになったマドリードの「ドン・カルロ」では息の持ちが短くなっていた気がしたね。。。
喉のの調子が悪くなればブレスが続かなくなりますから。。。(-.-;)
引退ニュースが飛び交った後にチューリッヒの「マクベス」がDVDリリースされていましたが、この時の彼の声は本調子ではないと言うか、絶好調の頃と比べると声の調子が悪くなっている感じでしたが、引退ニュースが出る前よりは調子が上がってきている気はしましたね。^_^
ちなみに、ルイス・リマのレパートリーは若い頃というか40歳前後まではドニゼッティの悲劇ものをけっこう歌っていましたが、30代後半からはやはりヴェルディやプッチーニ辺りのリリコからリリコ・スピント系が増えているのではないかな?
最も多いのが「カルメン」で「ドン・カルロ」もかなり歌っている。
この2つのオペラでは彼の最大の魅力が現れていると思います。
最初に「ドン・カルロ」を聴いてルイス・リマに対してはヴェルディ・テノールというか、イタリアオペラのテノールのイメージを完全に持ってた私ですが、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」を歌ってたのはビックリでしたね。^_^;
しかもこの「コシ・ファン・トゥッテ」を歌う前に「ドン・カルロ」や「仮面舞踏会」とかを歌ってたから・・・^_^;;
しかし彼の「コシ・ファン」のフェランドは視覚的にけっこうハマってましたよ!(^_-)-☆
ちなみに、最も最近のルイス・リマは・・・こちら
http://www.lv3.com.ar/sectorprograma.asp?programacion=Cadena%203§or=1&post=2227これはページに表示される「Audios」の所で再生出来るのですが・・・
これは電話インタビューみたいな感じでところどころでルイス・リマが最近歌ったものと思われる歌が全曲ではなく、一部のフレーズだけが挿入されています。
最初からいきなり彼が歌っている音声がワンフレーズ程度だけ入っていますが、この時の彼の歌声は大分強い声になっています。
ルイス・リマは1980年頃に「トゥロヴァトーレ」のマンリーコを歌っていましたが・・・
正直言って、今マンリーコを歌ったらもっともっと素晴らしいマンリーコになるのでは?
やはりマンリーコってそこそこ強い声が要求されますよね?
1980年の頃はまだ32歳くらいだったから声が細かったな・・・
だけど細かったけど1幕のルーナ・マンリーコ・レオノーラの3重唱は素晴らしかったですよ!(^_-)-☆
だけど、このCadena3 Argentinaの音声ファイルを聞いたらマンリーコ歌ってほしいなぁ!(^o^)
他だったら・・・「トゥーランドット」のカラフとか・・・アンドレア・シェニエとかもピッタリだと思う!
オテロとかはちょっと・・・って感じだけど・・・スピント系は殆どいけそうに思いますね。(*^_^*)
ルイス・リマはドイツオペラを歌っているのは殆ど聴いた事無かったけど・・・
ワーグナーとかもこの声だったらけっこういけそうだよ~!(^_-)-☆
ちなみに、このCadena3 Argentinaの音声ファイルは38分程度あります!^_^;;多分、ラジオからのものかな?
余談ですが、今日9月12日(日付が変わりました!)でルイス・リマは還暦を迎えました。^_^
HAPPY BIRTHDAY!ちなみにCadena3 Argentinaの音声ファイルのページの写真が最も最近のものだと思います。
2006年に初めて見かけた写真ですが、この時期の写真とすれば57歳なんですよね。
若いわ~!
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