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    ドニゼッティ「シャモニーのリンダ」攻略

    このオペラは、日本で上演されているのはあまり聞かないのですが・・・案外有名なオペラだと思います。(全体的にはマイナー作品ではないと思う^^;)
    だけど・・・どうやらドニゼッティのオペラとしてはマイナーな方かも・・・(^^;)って感じに書いてある書物もありました。。。
    リンダが歌うアリア「この心の光」は有名なんだけどなぁ。。。
    ドニゼッティが最初に宮廷劇場用に作曲をしたものだそうです。

    作曲年・・・1842年
    台本・・・ガエターノ・ロッシ
    初演・・・1842年5月、ウイーンケルントナール劇場

    登場人物
    リンダ(ソプラノ)
    カルロ(テノール)
    ピエロット(アルト)
    ボアフレリー公爵(バス)
    アントーニオ(バリトン)
    マッダレーナ(メゾ・ソプラノ)


    あらすじ
    第一幕

    フランス領アルプスにあるシャモニーの町にあるアントーニオの家で、アントーニオ&マッダレーナ夫妻は地主である公爵夫人が自分達に小作人契約を更新してくれるかが気になり公爵夫人の兄ボアフレリー侯が力を貸してくれると当てにしている。
    夫妻の娘リンダは彼氏であるカルロに会いに出かけていくが、行き違いになったようで結局は家に戻って来ます。しかし、カルロが公爵夫人の息子シルヴァーノ伯である事をリンダは知りませんでした。カルロはリンダが1人で家にいる時にやって来るので、彼女はカルロに自分達2人の仲を隠さねばならない事を尋ねます。カルロはそんな彼女を慰めて去りました。
    その後、アントーニオが村長と共に入って来て、ボアフレリー侯が契約更新に力を貸してくれたが、リンダを求めるっていう様な下心があった事を話します。
    リンダは皆から勧められて、パリ方面へ出稼ぎに行く人々の中に紛れ込んで村を離れる事を決意し、旅芸人のピエロットと共に出かけます。


    第二幕

    遂に自分の恋人の身分がどれ位のものかを知ったリンダはカルロのおかげで立派な生活をしています。
    しかし、通りかかった侯爵に見つかってしまったリンダは妾になる事を勧められ、鬱陶しい気分にさせられてしまいます。その侯爵と入れ代わって入って来たカルロですが、恋人の心配げな様子にリンダは暗い気分になってしまいます。
    その気まずい様子になっていたカルロには実は母の侯爵夫人から縁談の話を持ちかけられており、リンダの愛を確かめようとしたのです。
    そんな時にシャモニーで侯爵との仲が気まずくなり、シルヴァーノ伯に助けを求めるのが目的でやって来たリンダの父アントーニオがやって来ます。そして、シルヴァーノ伯爵の愛人に我が娘リンダがなっていたと思い込んだアントーニオはブチ切れます。それと、そこへ来ていたピエロットが伯爵の結婚の話まで暴露してしまったので、ショックを受けたリンダは錯乱状態に陥ってしまいます。


    第三幕

    ピエロットは伯爵に内緒でリンダをシャモニーへ連れ帰ってしまいます。彼女が連れ帰られてしまった事を知らないカルロはリンダを探しまわっています。そんな時にピエロットと共に錯乱状態のリンダが広場へやって来て皆の同情を誘います。
    そんな状態のリンダにカルロは必死に呼びかけ、彼の愛情のこもった呼びかけが効果を発し、彼女は正気に戻りました。
    カルロは母侯爵夫人の縁談話を断り、リンダと一緒に暮らす事を決意してシャモニーの村人達の祝福を受けてハッピー・エンドとなります。


    YUKIのコメント

    一幕で歌われるリンダのアリア「この心の光」を勉強しています(^_^)
    オペラとしてはドニゼッティのオペラではマイナー作品の様ですが、このアリアはかなり有名なアリアです。
    これも声楽を勉強している人々のなかではソプラノで細い声質の人だったら歌っている人が多いと思います。何せ音大の卒業試験ではかなり沢山の人が歌っていたから。。。
    ドニゼッティのオペラ・アリアはコロラトゥーラの技法が必要なものが多く、原譜は簡単そうな楽譜なのですが大半はカデンツァを用いて歌い方を変えてしまう事が多いのですよねぇ(^^;)


    余談ですが・・・
    前に、この文章に対して「感想」というタイトルでメールを送りつけられました。
    その時に書かれていた内容を覚えていますので一部公表します。

    「史上まれにみるほどの悪文だ!」

    正直言って、立派な文章ではないけど、「悪文」とは失礼です。
    今度、こんな内容のコメントやメッセージを送りつけてきたらしかるべき処置をさせて頂きますのでそのおつもりで。-_-"

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    ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」Story攻略

    ドニゼッティの33歳の頃のオペラで、彼の最初の成功作とされていたようです。
    このオペラは16世紀頃のイギリス国王ヘンリー8世の2番目の妃で打ち首(日本式の言い方ですが^^;;)にされてしまったアン・ブーリンがモデルとなっているオペラだそうです。
    オペラでは実在の歴史上人物の名前はイタリア式(?)に変えている様な感じですが、ヘンリー8世=エンリーコ8世
    アン・ブーリン=アンナ・ボレーナ
    ジーン・シーモア=ジョヴァンナ
    リチャード・パーシ=リッカルド・ペルシ
    以上の様に名前を変えてあります。

    台本・・・フェリーチェ・ロマーニ
    作曲年・・・1830年
    初演・・・1830年12月 ミラノ・テアトゥロ・カルカノ

    登場人物
    アンナ・ボレーナ(ソプラノ)
    ジョヴァンナ(メゾ・ソプラノ)
    エンリーコ8世(バス)
    リッカルド・ペルシ(テノール)
    スメトン(メゾ・ソプラノ)
    ロシュフォール卿(バス)
    エルヴェイ(テノール)


    あらすじ
    第一幕

    16世紀前半頃のイギリス・ウインザー城内の広間ではイギリス国王エンリーコ8世が女官のジョバンナに恋をして王妃であるアンナに対して冷たい態度を取る様になっています。
    この国王は過去に周りの人々から反対をされていたにも関わらず、その周囲の反対を押し切って最初の王妃と離婚をしてアンナを王妃としたのです。
    それで今ではアンナにも飽いてしまったって感じ。。。(^^;;)
    実は王妃アンナも過去にペルシという恋人いて、彼の事が忘れられないのです。
    国王にとってはこの事が気に入らず、アンナが裏切った様に思い込んでしまうのです。
    夫である国王の態度に不安を抱いているアンナは気晴らしに楽師スメトンに歌を歌ってもらうのですが、それでも気分が晴れません。
    王に愛されているジョバンナは国王が自分の主人でもある王妃アンナに対する冷たい仕打ちで良い気分ではありません。
    そんなジョバンナに対して国王は彼女を王妃として迎え入れる様な事をほのめかします。
    国王はアンナを王妃の座から放り出して女官のジョバンナを次の妃とするつもりだったのです。

    その一方では、アンナのかつての恋人ペルシが反逆罪で追放されていたのですが、ご赦免で再びロンドンに戻って来ました。
    彼はアンナの兄であるロシュフォール卿と再会を喜び合い、国王はペルシを王妃アンナと再会させます。
    王妃とペルシの仲を疑っている国王はこの昔の恋人同士の仲を周囲に見せ付けて自分の妃が不倫をしている様に周りに示そうとする為に工作しているのです。
    それで再会した昔の恋人同士アンナ&ペルシ。
    ペルシはご赦免を感謝して国王の目の前でアンナにキスをするので、更に国王は疑いを抱き、部下のエルヴェイに2人の監視を命じます。

    アンナの居間ではスメトンがこっそり忍び込んでいます。
    彼は以前彼女の部屋から盗んだ王妃の肖像画をこっそりと戻そうとしていたのです。
    そんな時にアンナとペルシが現れたのでスメトンは当然の事ながら慌てて姿を隠します。
    アンナとペルシは元の恋人同士。。。
    ペルシは王妃となったアンナを口説きますが当然拒否。
    今は王妃でも昔の恋人に拒絶されてショックを受けたペルシは短刀を取り出して自殺を図ろうとしますが、隠れていたスメトンが出てきて止めます。
    このややこしい状況の所へ国王エンリーコ登場!
    国王は騒ぎを聞きつけて駆け込んでくるのです。
    それで更に運が悪い状況に陥ります。。。
    スメトンが以前盗んだ王妃の肖像画を隠し持っていたのですが、それを落としてしまうのです。。。
    それでスメトンが王妃の肖像画を落とした事で国王は完全にブチギレ状態!
    妃であるアンナが自分を裏切り、他の男と浮気をしたと思い込んで彼女を不貞の罪で裁判にかける事を宣告します。


    第二幕

    不貞の罪を着せられたアンナは軟禁状態にされています。
    彼女の女官達は証人として連れて行かれ、ショック状態に陥っているアンナの元へジョヴァンナがやって来ます。
    彼女はアンナに国王と離婚するように促し、離婚すれば許してもらえる事を告げます。
    しかしアンナは拒否します。
    ジョヴァンナはアンナを助けたい一心で、遂に自らが国王の愛人である事を告げます。
    アンナはそんな彼女を許し、国王に思いを寄せられている事で悩んでいる彼女を慰めます。

    いよいよアンナは裁判にかけられます。
    裁判の控の間でスメトンは王妃が不倫していた様に嘘の証言をしてしまうのです。
    実はスメトンはハメられていたのです。
    彼はこの様な嘘の証言をすれば、王妃を救う事になる・・・と騙されていたのです。
    アンナは必死に懇願し、ペルシもアンナの潔白を訴えますが国王は2人の訴えを突っぱねてアンナに死刑を宣告します。
    それでジョヴァンナもアンナを救う為に自分は身を引きたいと願い出ますがそれも国王には通用せず、結局はアンナの死刑が確定した事が告げられます。

    遂に死刑が確定したアンナはロンドン塔の牢獄に投獄され、自分のかつての恋人ペルシも処刑され、また、兄ロシュフォールまでも処刑される事を知り、遂に発狂。。。
    嘆き悲しむ侍女を前にアンナは恋人達が処刑された合図と国王とジョヴァンナが祝福される物音が聞えた事で更に発狂してその場に倒れ込み、そのまま息を引き取ってしまいます。


    YUKIのコメント

    YUKIはこのオペラのラストで歌われるアンナのアリア「私の生まれたお城」を歌っています。(^_^)
    歌っているとかなり体力が要りますが、劇的な雰囲気があって好きなアリアです。
    だけど・・・ストーリーからすると女の悲しみが滲み出た感じのオペラですよねぇ。
    史実ではアンナのモデルでもあるヘンリー8世の王妃アン・ブーリンは最後は打ち首に処されてしまいます。
    だけど、このオペラではアンナは死刑を宣告されるものの、処刑されるまでに狂死してしまうのですが、処刑よりはまだこの方が救いの様な、またある意味では残酷な様な気もします。
    余談ですが、ドニゼッティのオペラってイギリスの王室ものの悲劇の題材というのか、テーマにしたオペラが目立っています。
    この「アンナ・ボレーナ」もそうですが、あともう一つは「マリア・ストゥルダ」という作品があって、こちらはスコットランド王室の女王メアリー・スチュアートがモデルでイングランドの女王エリザベスとの対立みたいなものがテーマになっていたと思います。
    このメアリー・スチュアートも処刑されてしまうのですよねぇ。。。
    「マリア・ストゥルダ」ではタイトルロールはラストは処刑される設定になっています。


    余談ですが・・・^_^;;
    現在、毎日更新している記事はサービス終了でもうすく閉鎖される「YUKIのオペラ・ミニミニ・ストーリー解説」というBlogの記事をこちらへ転載しています。
    だから、ここしばらくは記事は夜に予約自動更新するように設定しています。^_^;

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    チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」Story攻略

    このオペラは18世紀にフランスに実在していた名女優アドリエンヌ・ルクヴルールがモデルとなった戯曲をチレアがオペラ化したものだそうです。
    ちなみに教えてもらった情報ですが、これは実際に起こった事件が背景にもなっているとか・・・。

    台本・・・アルトゥーロ・コラウッティ
    作曲年・・・1898年~1902年
    初演・・・1902年11月6日 テアトゥロ・リリコ(ミラノ)

    登場人物

    アドリア-ナ・ルクヴルール(ソプラノ)
    マウリツィオ(テノール)
    ミショネ(バリトン)
    ブイヨン公爵(バス)
    ブイヨン公爵夫人(メゾ・ソプラノ)


    あらすじ
    第一幕

    パリのコメディ・フランセ-ズで人気女優のアドリア-ナは花形女優でありながらも謙虚な性格です。そんな彼女にこの劇場の舞台監督であるミショネが密かに思いを寄せています。しかし彼女がマウリツィオの事が好きである事を知るとミショネは寂しさを味わいながらも素直に諦めます。
    マウリツィオの正体が実はザクセン伯爵であったという事を知らずに、彼が伯爵の旗手と思い込んでいるアドリアーナは自分を訪れに楽屋へ来た彼と熱い抱擁を交わすのです。
    その一方で、ブイヨン公爵は自分の愛人である女優デュクロがブイヨン公爵夫人とマウリツィオの仲を取り持とうとする為、マウリツィオに手紙を送り、おまけに自分の別荘を使って密会をしようとしている事を知ります。本当の事を知らない公爵はキレます。しかし、ブチ切れたけど逆に自分の愛人が密会をしようとしている場所で、しかも時刻まで合わせて夜会を開いて愛人がマウリツィオと約束しようとしている事を邪魔してやろうと企みます。


    第二幕

    ブイヨン公爵の別荘の中庭で、公爵夫人はマウリツィオを待ちながら彼に対する激しい情欲を燃やしています。
    公爵夫人は彼の為なら頼まれた事なら何でもって感じで、フランスにザクセンに援助を約束させる為に色々やっています。これもマウリツィオの事を愛しているから出来る事なのです。しかし、自分の元に現れた彼が旅立つ事を知り、彼が他の女性に心変わりをしたと思い込んで激しく嫉妬します。
    そんな時に公爵の馬車がやって来る音が近付き、夫人はあづまやに隠れてマウリツィオはそこの扉を閉ざします。
    そこへ公爵に招かれたアドリア-ナがやって来るのですが、マウリツィオの正体を知らされた彼女は驚きながらも愛情は変わりません。
    アドリア-ナはマウリツィオにあづまやに隠れた公爵夫人が国の将来の為に重要な人間である為に、夫人を黙って逃がしてやって欲しいと頼まれ、引き受けます。
    しかし、そのあづまやの中でアドリア-ナとブイヨン公爵夫人は口論となり、互いが恋仇同士である事を知り、アドリア-ナは公爵夫人の本性を知ってキレます。

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    グノー「ファウスト」Story攻略

    超有名な作家ゲーテの詩劇がベースになったオペラです。
    グノーの「ファウスト」ではゲーテの作品の第一部の部分がベースになっているそうです。
    最初はオペラ・コミーク形式で作られていたそうですが後にグランド・オペラ形式に変えられたようです。

    台本・・・ジュール・バルビエ&ミシェル・カレ
    作曲年・・・1857年~1859年
    初演・・・1859年3月19日 パリ・リリック劇場

    登場人物
    ファウスト(テノール)
    メフィストフェレス(バス)
    マルガレーテ(ソプラノ)
    ヴァランタン(バリトン)
    ジーベル(メゾ・ソプラノ)
    マルタ(メゾ・ソプラノ)
    ワグネル(バリトン)


    あらすじ
    第一幕

    16世紀のドイツでの事。。。
    老博士ファウストは自分の書斎で学問もイマイチ、何もかもイマイチで人生全てがイマイチ状態って感じに陥り、全てを呪います。(-_-;)
    それで遂に悪魔を呼ぶ様な事を叫ぶと本当に悪魔メフィストフェレスがカッコ良い騎士姿で出現!(^^;)
    メフィストフェレスはファウスト博士にマルガレーテという女の子の幻影を見せ、色々な甘い言葉で説き伏せて、ファウストに遂に魂を自分に委ねさせて代わりにファウストには楽しい青春を与えるという約束をさせます。
    ファウストはメフィストフェレスの約束に署名すると遂に青年の姿として若返りました。(^o^)


    第二幕

    お祭りで賑わっている定期市広場での事。。。
    ヴァランタンは兵士として出征します。
    彼は妹マルガレーテの事が気がかりで彼女の事を友達であるジーベルに託します。
    マルガレーテを気にかけているヴァランタンをワグネルが元気付けて歌を歌っていると突然悪魔メフィストフェレスが邪魔しにやって来て、縁起の悪い予言をしたり訳の分からない事を散々やってのけます。
    それで、そんなメフィストフェレスのやっている事を見たそこら辺の人々は彼があくまである事に気付いて十字架切りながら退散するとメフィストフェレスはビビってしまいます。(^^;)
    一度退散した群集が再び集まって来るとワルツを歌ったり踊ったりの大賑わい!
    そんな時、マルガレーテの幻影を見たファウストは人々の中に彼女を見つけて口説きますがその時は彼女にあまり良くない返事をされます。


    第三幕

    マルガレーテの家の前庭では密かにマルガレーテに思いを寄せているジーベルが花を摘みますが悪魔メフィストフェレスの仕業で摘み取った花が全部萎れてしまう始末です。(-_-;)
    しかし彼は諦めずに聖水で指を清めて何とか花を摘み取り、花輪を作って置いていきます。
    そこへファウスト&メフィストフェレス登場!
    ファウスト達は豪華な宝石箱を置いて一旦退散。
    そこへ出て来たマルガレーテは豪華な宝石箱を見て大喜び!\(^o^)/
    しかし隣人のマルタにとがめられてしまいます。(^_^;;)
    そこへメフィストフェレスが出て来てマルタを上手く丸め込んで連れ出してしまい、ファウストが1人残ったマルガレーテを再び口説き始めます。
    始めはファウストの口説きに対して良い返事をしなかった彼女ですが、遂にファウストを受け入れて彼を家の中に招き入れるのです。
    その様子を知った悪魔メフィストフェレスは大爆笑します!

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    ヴェルディ「マクベス」Story攻略

    このオペラはヴェルディのオペラでシェークスピア原作のものでは最初のものだそうです。
    1865年に一度改訂しており、改訂版の中には三幕に長いバレエシーンが含まれていると言われている様です。最近ではこの改訂版での上演が多いようですが、バレエはカットされる事が殆どの様です。。。

    台本・・・フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ&アンドレア・マッフェイ
    作曲年・・・1846~1847年
    初演・・・1847年 フィレンツェ・ペルゴラ劇場

    登場人物
    マクベス(バリトン)
    マクベス夫人(ソプラノ)
    バンク-オ(バス)
    マクダフ(テノール)
    マルコム(テノール)
    侍女(ソプラノ)
    医師(バス)
    従者(バリトン)
    刺客(テノール)
    伝令(バス)


    あらすじ
    第一幕

    11世紀頃のフォレスの森で、魔女達が通りかかったマクベスとバンク-オに予言をします。その予言はマクベスには「将来はスコットランド王になれる」、バンク-オには「子孫が将来は王位につける」と言う事です。その時に「マクベスがコーダの新しい領主に命じられた」との知らせを受けて、マクベスは野心を燃やし始めるのです。
    一方、マクベスの城ではマクベス夫人が夫からの手紙を読んでいます。それから夫人は夫にダンカン王を殺す事を提案します。なかなか王暗殺に実行できない気弱なマクベスを夫人は叱責して王殺害を急き立てます。そして遂にマクベスはダンカン王を刺し殺してしまい、マクダフが王の遺体を発見した事で皆は騒然となります。それで当のマクベス夫妻も一緒になって大騒ぎをします。


    第二幕

    城の中の部屋で、マクベス夫妻は魔女の予言にあった「バンク-オの子孫が将来は王位につく」と言う事で、夫婦そろってバンク-オも殺してしまう事も企てます。そしてマクベスは殺し屋達にバンク-オ殺害を依頼して、バンク-オを待ち伏せします。
    バンク-オは息子を連れて公園に姿を現します。その時にバンク-オは待ち伏せしていた殺し屋に襲撃され、殺されてしまうのですが、息子の方は上手く逃げ延びます。
    城内の大広間ではマクベスのスコットランド王位即位を祝う宴会が開催されます。マクベス夫人が宴会を盛り上げている最中に、マクベスからバンク-オ殺害の依頼を受けた殺し屋が、殺しの成功を報告すると共に息子を殺すのは失敗した事を告げます。
    バンク-オを殺しといて、そのバンク-オの為の席だけを用意していたマクベスは、そこにバンク-オの霊が血まみれの姿でいるのを見て錯乱状態気味になります。

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    ヴェルディ「椿姫」Story攻略

    このオペラは悲劇ですが歴史ものと言うか、古典的な時代の設定になった作品が多いヴェルディのオペラとしては庶民的な内容と言うのか、そんな感じのオペラですね。
    解説では「初の現代もの」と書かれた本がありますが、「現代もの」と言うのはヴィルディ自身にとって「現代もの」と言う事だと思います。(^^;)
    ヴェルディは19世紀の作曲家なので、その時期に近い時代と言う事でしょう。
    ちなみに台本のピアーヴェはヴェルディの別のオペラでも台本を手がけていますね。
    「マクベス」と「運命の力」の初演版がそうですねぇ。

    台本・・・フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
    作曲年・・・1853年
    初演・・・1853年ヴェネチア・フェニーチェ座

    登場人物
    ヴィオレッタ(ソプラノ)
    アルフレード(テノール)
    ジェルモン(バリトン)
    フローラ(メゾ・ソプラノ)
    アンニーナ(ソプラノ)
    ガストン(テノール)
    ドゥフォール男爵(バス)
    グランヴィル(バス)


    あらすじ
    第一幕

    ヴィオレッタはパリの社交界の花って感じの女性です!(*^o^*)
    そんな彼女の家の客間で夜会が行われています。
    その時に彼女はガストン子爵にアルフレードを紹介されます。
    超有名なアルフレード&ヴィオレッタが歌う合唱付のデュエット「乾杯の歌」を歌ったりしてメッチャ賑やか~!
    しかしヴィオレッタは突然体調が悪くなっちゃうんですよねぇ。。。(--;)
    彼女は胸の病を患ってるんです。
    だけど、皆には心配かけないように振舞っていました。
    皆が去った後にアルフレードが彼女にずっと思い続けてた事を告白。
    彼女にとっては最初はこんな事は言われ慣れてるんでしょう?!(^^;)
    だから受け流した感じでしたが、その内に彼女もホロリ!(*^o^*)
    だんだんとアルフレードの事が気になっちゃうんですよね~!(^_^)


    第二幕

    あれから数ヵ月後。。。
    アルフレード&ヴィオレッタは一緒にパリの近郊でのどかな愛の生活を送っています!
    しかし家計があまり良い状態でない・・・ってかピンチ気味。。。(-_-;)
    そんな事を知ったアルフレードは金策にパリへGo!
    残っているヴィオレッタの元にアルフレードの父ジェルモンがやって来ました。
    ジェルモンがヴィオレッタの元にやって来たのは良い知らせを持ってきたのではありません。。。
    それどころか・・・。(-_-;)
    「アルフレードと別れてくれ!-_-;」って訴えに来たんです!(-_-;)
    実はジェルモンにとっては息子が娼婦と付き合ってたら娘の縁談に差し支えるって思って頼み込みに来たのです。
    ヴィオレッタにとってはショッキングな訴えですが彼女は泣く泣く了承。。。(;_:)
    アルフレードとの別れを決意しちゃうのです~!(--;)
    純情なヴィオレッタは別れるのをジェルモンのせいにせずに、自分が心変わりした様に装って別れる事にします。

    それから後にアルフレードもヴィオレッタもフローラからパーティーに招かれます。
    そこではアルフレードとヴィオレッタが分かれた事で話題に。。。(-_-;)
    アルフレードはヴィオレッタにふられたとばかり思い込んでる。。。
    当然・・・彼は父親が彼女に「息子と別れてくれー!」って訴えた事は全く知らないのですから不機嫌なのは当たり前でしょう。(--;)
    彼はガストン子爵達とカードゲームをやって遊びます!
    アルフレードは不機嫌だけどこのカードゲームにはけっこう勝ってる。。。(^^;)
    だけど・・・不機嫌。。。(-_-")
    そんな所へかつての交際相手だったドゥフォール男爵と一緒にヴィオレッタが。。。
    彼女はアルフレードを見て青ざめてしまうんです。(-_-;;)
    アルフレードはヴィオレッタからフローラの所に来る前から絶縁状を既に受け取らされたんですよねぇ。
    それで彼はブチキレ状態でヴィオレッタを問い詰め、ヴィオレッタはドゥフォールの事が好きな様なニュアンスの事を言った事でアルフレードはプッツン!(-_-")
    彼は大勢の前でヴィオレッタに対して札束をぶつける!・・・っていうとんでもない行為に走ってしまった!(-_-")
    ショックのあまり、ヴィオレッタはその場で倒れこんでしまいます。
    皆はアルフレードの無礼な行為に大ブーイング!(-_-")
    そんな所へパパのジェルモンがアルフレードに喝ーーー!!!(-_-")
    アルフレードは自らしでかしたバカな行為を悔やみます。


    第三幕

    数ヵ月後、ヴィオレッタは病が悪化。。。
    医者も彼女の命があと僅かな事を宣告します。。。
    彼女はアルフレードの父ジェルモンからの手紙を読んで、その手紙にはこの前の無礼を詫びに伺いたいと言う事と自らも伺う事も書かれています。
    しかし余命短い彼女にとってはもう遅すぎると感じました。。。(-_-;)
    しかしアルフレードがやって来た!(^o^)
    ヤッタネ!(*^o^*)
    2人は再会を喜びますが、ヴィオレッタはダウン!(-_-;)
    そんな時にジェルモンもやって来て、彼女に許しを請いに来ました。
    しかし、それからヴィオレッタは自らの肖像画をジェルモンに託し、「清らかな乙女」に渡して欲しい!・・・と伝えます。
    しかしラストは突然立ち上がり、その時は苦しみも無く生きられると叫んでその場で倒れこんで息を引き取ります。(;_;)


    ゆき@管理人のコメントコーナー
    ラストはようやくアルフレードと再会出来たのに悲しいよね!(-_-;)
    パパのジェルモンも最後はヴィオレッタを娘として抱きしめにきた・・・と言うところは心が本当に和まされます。
    ジェルモンもまぁ言えば・・・最初は世間体を気にするパパって感じだった。。。
    けど当時はかなりあり得ると思う。
    今でもあり得ると思う。。。

    解説本に寄れば「ヴィルディのオペラとしては初の現代物」ってニュアンスで書かれていたけど、「現代物」と言うのはヴェルディが活躍した時代当時でその当時の現代物って事です。
    今の時代での「現代物」ではないですよ~!(^^;)


    「椿姫」に関する雑記


    どうでも良いことですが、この記事は5月8日に予約の自動更新すると思います。

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    ヴェルディ「ドン・カルロ」Story攻略

    このオペラは元々は五幕版でフランス語の台本がオリジナルだったようです。そしてそれから何度も改訂が加えられており、最近ではイタリア語で上演される事が多くなってきて、イタリア語の四幕版と五幕版での上演が多くなってきているようです。中でもバレエを含んだヴァージョンもあるみたいです。
    ちなみに四幕版では、五幕版の第二幕から始まっており、五幕版の第一幕がカットされているって感じです。

    台本・・・フランソワ・ヨーゼフ・メリ、カミ-ュ・デュ・ロークル
    作曲年・・・1865年~1866年
    初演・・・1867年3月 パリオペラ座

    登場人物
    ドン・カルロ(テノール)
    エリザベッタ(ソプラノ)
    フィリッポ2世(バス)
    ロドリーゴ(バリトン)
    エボリ公女(メゾ・ソプラノ)
    宗教裁判長(バス)
    修道士(バス)
    テバルド(ソプラノ)
    天の声(ソプラノ)
    レルマ伯爵(テノール)


    あらすじ
    第一幕

    16世紀頃、パリの郊外にあるフォンテンブローの森で狩人達が獲物をめがけて追い掛け回しています。父であるスペイン国王フィリッポ2世の猛反対を押し切って、そこへ紛れ込んでスペインの王子ドン・カルロがやって来ます。
    カルロは自分の許婚であるフランス国王アンリ2世の王女エリザベッタを一目見ようと思い、こっそりとこの森へやって来たのです。
    すると、そこへエリザベッタの一行が道に迷って来ます。エリザベッタのお付の小姓テバルドがその場から離れてカルロとエリザベッタが2人きりになった時に、自分はスペインの使者であるかの様に偽り、エリザベッタに自分の持っていた肖像画のペンダントを渡します。その肖像画を見たエリザベッタはそこにいる人間が王子である事が分かって大喜び!当然の事ながら2人は愛を語り合います。
    しかし喜んでいられるのはそこまで・・・。
    小姓テバルドが戻って来て、エリザベッタに彼女が結婚する事になった相手は、王子ではなくその父親であるスペイン国王フィリッポ2世である事を告げます。テバルドのこの言葉を聞いたカルロとエリザベッタは大ショックを受けます。恋人として結ばれた筈の2人はお互いの苦しい感情を歌い上げます。そんな中に王の使者がやって来て、エリザベッタにフィリッポ2世と結婚するように促し、周りにいる者達全てがその要求を受け入れる事を求めます。そして遂にエリザベッタは嫌々ながらもフィリッポ2世との結婚に承諾してしまうのです。
    そこにいる人々が皆フィリッポ2世とエリザベッタの婚約の成立を喜び称える中で、カルロは絶望感に打ちひしがれます。


    第二幕

    スペインのサン・ジュスト僧院の先代国王カルロ5世の墓の前で修道士達が祈りを捧げています。
    そこへ打ちひしがれたカルロ登場。落ち込むカルロに修道士が話し掛けるのですが、何とその声がこの僧院の墓地に眠る祖父カルロ5世の声と余りにも似ているので、カルロは怯え始めます。
    そんな時にカルロの頼れる友人ロドリーゴ登場!恋の事で悩みぬいている王子を励まし、エリザベッタとの事は諦める様に促すと同時に圧制に苦しんでいるフランドルの救済に立ち上がる様に勧めます。そして2人の友人同士は共にフランドルを救済する事を誓い合うのです。
    一方、サンジュスト僧院の庭ではエボリ公女や女官達が楽しそうにヴェールの歌を歌っています。そこへ悲しみにくれた表情の王妃エリザベッタがやって来ます。その時にロドリーゴが入ってきて、エリザベッタにカルロからの手紙をこっそり手渡し、恋に悩むカルロの事を語ると、それを見たエボリ公女はカルロは自分の事を思い続けて悩んでいると勝手に勘違いして思い込んでしまいます。
    エリザベッタは王子に会うことを了解し、その場にいた全ての者は立ち去り、そこへカルロが入ってきます。
    カルロは最初は自分をフランドルへ行ける様に計らってもらおうって感じの事を言い続けるのですが、彼の本心はその事よりエリザベッタへの愛情が捨てきれなく、必死になって求愛するような言葉を言い続けます。その言葉にエリザベッタは動揺をしますが我に帰った彼女は王子が自分を抱き締めようとした時に突っぱねます。絶望したカルロはその場から駆け去ります。
    その様子を見たエリザベッタはその場に泣き崩れてしまうのですが、そこへフィリッポ2世が入ってきます。
    フィリッポは王妃が1人でいることに不信を抱き、彼女に仕えていた女官を解雇してしまいます。ショックを受けた女官にエリザベッタは慰めの言葉をかけます。
    エリザベッタ達が去った後でフィリッポとロドリーゴがその場で2人きりに。
    フィリッポにロドリーゴはフランドルが悲惨な状況になっている事を必死になって説明します。フィリッポ2世はロドリーゴの考え方に疑問を抱きながらも信頼し、自分の息子と妻が不倫関係にあるのを感づいて、その調査をロドリーゴに命じます。


    第三幕

    王宮の庭園で自分に会いたいと言う手紙を受け取ったカルロはその手紙はエリザベッタからのものと思い込んで喜んでいます。しかし、その手紙は本当はエボリ公女からのもの物だったのです。
    暗闇の中、エボリ公女がヴェールを被ってやって来ます。しかしカルロはその人がエリザベッタだと思い込んで口説き始めます。エボリ公女がヴェールを外した時に、人違いと分かったカルロは慌てますが、違う女性と勘違いされ、その相手が王妃であると分かったエボリ公女はもうブチ切れ状態!カルロとエリッザベッタの不倫を知ったエボリ公女はカルロを窮地に追い込んでやろうと彼を脅し始めます。そこへ頼れる友人ロドリーゴの登場!カルロを脅迫しまくるエボリ公女を殺そうとしますが結局は出来ません。キレたエボリ公女がその場から去った後、再びロドリーゴとカルロは友情を誓い合います。
    異端者火刑の日、大勢の人々が国王フィリッポ2世を称えて寺院の前の広場に集まってきます。
    これから火炙りの刑で焼き殺される囚人達を連行した列の後に王妃が登場。そして寺院の中から国王フィリッポ登場。
    すると、そこへ王子ドン・カルロがフランドルの使者達を連れてやって来ます。フランドルの使者達は国王にフランドルの救済を求めますが、それどころか国王はフランドルは反乱の民だ!と彼らを追い払おうとします。そこでカルロは遂に剣を抜き父の国王に反乱を起こします。しかし状況を把握しているロドリーゴがカルロの剣を取り上げ、国王は王子の逮捕を命じます。そしてロドリーゴには公爵の位を与えます。それから、火炙りの刑が処され、火刑台の炎が高く上がり、天からの声が聞えます。

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    ヴェルディ「トゥロヴァトーレ」Story攻略

    このオペラはヴェルディのオペラの「リゴレット」「椿姫」と共に彼の中期に作曲された3部作(中期の3大オペラ)と言われている作品だそうです。
    原作はスペインの劇作家グティエレスの戯曲「吟遊詩人」がベースになっているみたいです。

    台本・・・サルバト-レ・カンマラーノ
    作曲年・・・1852年
    初演・・・1853年、ローマ・アポロ劇場

    登場人物
    レオノーラ(ソプラノ)
    マンリーコ(テノール)
    ルーナ伯爵(バリトン)
    アズチェーナ(メゾ・ソプラノ)
    フェルランド(バス)
    イネス(ソプラノ)
    ルイス(テノール)


    あらすじ
    第一幕

    15世紀始めの方の時期のスペイン・アラゴンのルーナ伯爵の城門前でルーナ伯爵に使える衛兵隊長であるフェルランドが周りの衛兵達に伯爵の弟の事を話し始めます。
    ルーナ伯爵の父である先代の伯爵にルーナともう1人息子があり、そのもう1人の息子が病気になった時にジプシーの老婆が呪いをかけているから息子は病気になったと思い込んで、その老婆を焼き殺してしまった・・・それで彼女の娘は焼き殺された母親の恨みを晴らす為に先代伯爵の息子でありルーナ伯爵の弟を連れさらった・・・と言う様な事を語ります。
    ジプシーの老婆を焼き殺した火刑場の跡から幼子の遺骨が出てきた事で、先代伯爵は老婆の呪いかと思い込んでビビっていたけど、絶対に息子は何処かで生きているのを信じ込んで息子をどうにかしてでも探し出す事を命じた・・・という事でした。

    一方で城内の庭では侍女のイネスに女官のレオノーラが自分の恋人である吟遊詩人マンリーコへの思いを語ります。
    実は彼女は庭でマンリーコと会う事になっていたのですが、なかなか彼が来ないので部屋に入ろうとします。
    その時にルーナ伯爵がやって来てレオノーラへの思いを語り始めます。
    ルーナもレオノーラの事が好きで好きでたまらない・・・って感じだったのです。
    そんな時に遠くからマンリーコの歌声が聞こえてきたので、喜んだレオノーラは人違いをして自分の側にいるルーナ伯爵に抱きつきます。
    マンリーコは自分の彼女が違う男に抱きついた事でちょっとキレてレオノーラを詰るのです。
    恋人の怒声で自分が抱きついた相手が人違いであった事に気付いたレオノーラはマンリーコへの思いを語り、人違いをされて抱きつかれたルーナ伯爵は自分が好きな女性が別の男の恋人であった事を知って完全にブチギレ状態。
    ルーナ伯爵はマンリーコに喧嘩を売って、マンリーコも当然の様に受けて立つので2人の男の争いをレオノーラは止めようとします。


    第二幕

    山中ではジプシー達が野営をして仕事に励んでいます。
    ジプシーの老婆アズチェーナが焚き火を見ながら、昔自分の母親が焼き殺された事を思い出してその事を語り始めます。
    そんなアズチェーナに彼女の息子であるマンリーコは更に詳しくその忌まわしい話を聞きだそうとするのです。
    アズチェーナは自分の母親が焼き殺されて、母親の敵をとる為にルーナ伯爵の父親である先代の伯爵の息子すなわちルーナの弟である幼子を連れさらった・・・そしてそのルーナの弟にあたる幼子を火の中へ投げ込んだと思ったら自分の息子を火の中へ投げ込んでしまったと語るので、マンリーコは自分が本当にアズチェーナの息子であるのかに疑問を抱きます。
    しかしアズチェーナはそんなマンリーコに自らの息子である事を告げます。
    そこへ手紙が届けられるのですが、内容はレオノーラは恋人マンリーコが決闘で死んだと思い込んで修道院に入る事が書かれていました。
    マンリーコは慌ててアズチェーナが止めるのを聞かずにレオノーラの元へ飛んで行くのでした。

    レオノーラが入った修道院ではル-ナ伯爵が彼女を連れ去ろうと待ち伏せを計るのですが、仲間を引き連れたマンリーコに阻止されます。

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    ヴェルディ「運命の力」Story攻略

    このオペラはロシア・ペテルブルクの帝室歌劇場の依頼で作られたオペラだそうです。
    オリジナルの作曲は1861~1862年にかけてだそうですが、後の1868年に主に4幕を大幅に改訂したとの事で、最近では改訂した方のバージョンで上演されているみたいです。

    台本・・・フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ、改定版はアントニオ・ギスラントーニ。
    作曲年・・・1861~1862年
    初演・・・1862年11月ペテルブルク帝室歌劇場

    登場人物
    レオノーラ(ソプラノ)
    ドン・アルヴァ-ロ(テノール)
    ドン・カルロ(バリトン)
    プレツィオジッラ(メゾ・ソプラノ)
    グアルディアーノ神父(バス)
    フラ・メリトーネ(バス)
    カルトラーヴァ侯爵(バス)
    クーラ(メゾ・ソプラノ)
    行商人(テノール)


    あらすじ
    第一幕

    18世紀半ば頃のスペイン・セビリア地方のカルトラーヴァ侯爵の館で侯爵の娘であるレオノーラが悲しげな表情で恋人アルヴァ-ロが来るのを待っています。
    そんな娘の様子を見た侯爵は彼女を慰めて寝室に。。。
    実は彼女はアルヴァ-ロと一緒に駆け落ちをする事を約束していたのです。
    しかし彼女は父の事であまり乗り気ではありません。
    やって来たアルヴァ-ロは、そんな彼女に駆け落ちをする様に勧めます。
    アルヴァ-ロの説得に応じた彼女は彼と一緒に出かけようとしますが・・・そこへ物音に気付いた侯爵が入ってきます。(^^;)
    当然、不審者がいるのでは?!・・・って感じでしょう。。。(^^;)
    剣を持って出てきたのです。
    アルヴァ-ロは駆け落ちはするつもりでも侯爵と争う気は全くありません。
    それでその事を示す為に自分の持っているピストルを投げ捨てるのですが・・・運悪く・・・ピストルは暴発してしまってその弾丸が侯爵に命中してしまったのです。。。(-_-;;)
    そして侯爵は娘レオノーラを呪いながら息絶えてしまいました。(-_-;)


    第二幕

    前幕でのピストル暴発死亡事故が起こってアルヴァ-ロ&レオノーラは逃げますが、レオノーラの兄ドン・カルロは当然の事ながら逃げた妹を探す為に追跡します。
    一方レオノーラも逃げる途中で恋人アルヴァ-ロと逸れちゃったんですよねぇ。。。(-_-;;)
    そんな彼女は村の宿屋の居酒屋の所で自分を追跡しに来た兄の姿を見つけてしまって慌てて隠れます。
    カルロは学生の扮装をして妹を追跡しているのですが、ジプシーの娘プレツィオジッラが戦いの賛歌を歌いカルロの手相を見て彼が学生ではない事を見抜いてしまいました。(^^;)
    そんな時に外を巡礼団が通って祈りを捧げているとカルロはその辺の人々にレオノーラに関する手がかりが何か無いかと思って探りを始めます。
    そんな彼は友人の話の様に装って身の上話を語るのです。(^^;)

    山の上に建つ修道院では恋人アルヴァ-ロと逸れてしまったレオノーラが疲れ果てた様子で修道院の門を叩きます。
    彼女は逃げる最中に兄カルロが宿屋で話していた事をこっそり聞いており、その話の内容からアルヴァ-ロは自分を捨てて逃げてしまった・・・と思い込んでしまうんです。。。(-_-;)
    そんな彼女は修道院のグアルディアーノ神父に自らの罪を語り、修道院に救いを求めます。
    そこで神父はレオノーラが山上にある洞窟にこもる事を許可!(^_^)
    そして他の修道僧達に彼女に探りを入れたりする事を禁止します!

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    HN:
    ゆき
    年齢:
    56
    性別:
    女性
    誕生日:
    1967/12/06
    職業:
    主婦
    趣味:
    映画・オペラ鑑賞
    自己紹介:
    映画「スター・ウォーズ」とテノール歌手ルイス・リマの大ファンです!
    他ではプレステ2等でゲームもやる事も。。。

    ●持っているゲーム
    「サルゲッチュ2」
    「サルゲッチュ3」
    「サルバトーレ」
    「ミリオンモンキーズ」
    「聖剣伝説2」
    「聖剣伝説3」
    「聖剣伝説/Legend of Mana」
    「聖剣伝説4」

    ●好きな音楽
    ヴェルディ、プッチーニ、ドニゼッティー等のイタリアオペラが大好きです!
    フランスもののグノーあたりも好きですね!

    ●ちなみにmixiに加入しています。
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    この「コシ・ファン・トゥッテ」どちらも同じだけど、国内盤と輸入版で、輸入盤はメイキングみたいな映像があって面白い!^o^
    リージョンALLなので普通のDVDプレーヤーでも大丈夫の筈。^o^





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