このオペラはモーツァルトの最晩年の作品で、彼にとってはオペラでは最後のオペラとされているさくひんだそうです。
ウイーン郊外の劇場で公演を行っていた劇団座長であるシカネーダーの依頼で作られた作品とされており、台本も依頼をしたシカネーダー自身が手がけたとされています。
このシカネーダーは役者であると同時に脚本家でもあったそうですね。(^_^)
それで形式はドイツ語で普通の台詞が挿入されたジングシュピールとなっています。
台本・・・ヨハン・マヌエル・シカネーダー
作曲年・・1791年
初演・・・1791年9月 ウィーン、アウフ・デア・ヴィーデン劇場
登場人物タミーノ(テノール)
ザラストロ(バス)
夜の女王(ソプラノ)
パミーナ(ソプラノ)
パパゲーノ(バリトン)
パパげーナ(ソプラノ)
モノスタトス(テノール)
弁者(バス)
3人の侍女(ソプラノ・ソプラノ・アルト)
3人の童子(ソプラノ・ソプラノ・アルト)
あらすじ第一幕古代エジプトで王子タミーノは大蛇に襲われかけて大ピンチ!(^^;;)
そこへ夜の女王に仕える3人の侍女がやって来て助けてくれました。(^o^;)
気を失った王子はイケメンでカッコ良いから侍女達は彼に見惚れています。(*^o^*)
侍女達は女王にこの報告に行きますが、彼女達がいない間に鳥刺しのパパゲーノ登場!
それで王子を救ったのは自分だと気が付いた王子にデタラメを告げます。(-_-")
しかし、侍女達はこのデタラメに気付いてパパゲーノに喝入れをしてお仕置きを食らわせます!
それで彼女達はタミーノに女王の姫君パミーナが悪玉のザラストロに捕まっている事を告げてタミーノは姫君の救助に向かう事を決意!
そんな時に夜の女王が現れて娘を救って欲しいと王子に訴えかけます!
それでパパゲーノも同行する事になり、王子には魔笛を、そしてパパゲーノのお仕置きを解いて彼には不思議な力を持つ鈴を渡します。
一方、ザラストロの城ではパミーナがムーア人番人のモノスタトスになぶりものにされています。(-_-;)
しかしパパゲーノが先に城へやって来てモノスタトスに出くわしてしまいますが、魔法の鈴を使って難を逃れます。(^o^;)
そしてタミーノの方は3人の童子に導かれて森の中の神殿に到着!
それで出て来た弁者に悪のザラストロからパミーナを救出しに来た事を告げます。
これまで悪者とばかり思ってたザラストロですが・・・実は弁者の話によると悪はパミーナの母である夜の女王で、ザラストロは悪ではなく善玉だとの事。(^^;)
それで彼は姫の無事を聞かされます。
パミーナを何とか救い出したパパゲーノはモノスタトスに追われても魔法の鈴で難を逃れますが、ザラストロに出くわしてしまいます。
パミーナはザラストロに母の元に戻して欲しい事を訴えますがザラストロは拒絶。
夜の女王の事をこきおろします。
その時にモノスタトスに捕らえられたタミーノが登場!
タミーノ&パミーナはお互い惹かれ合うんですよねぇ~!(*^_^*)
キレたモノスタトスは王子を告発しようとしますが、ザラストロはモノスタトスを罰するんです。。。
そんな2人の様子を知ったザラストロは2人を引き離してキツイ試練を与えちゃうんです。。。(-_-;)
第二幕このキツイ試練ってのは王子タミーノに対して「無言の業」って言う何も喋ってはいけない業をさせられてるんです。
それで、この業に成功したらパミーナと結婚させてもらえるって事らしいです。
どうやら、そんな事で彼女を捕らえたみたいですね。(^^;)
それでパパゲーノにも試練を乗り越えたらパパげーナと一緒にさせてもらえるって言われます。
それでこの無言の業をやってると夜の女王の侍女達が無言の業の邪魔って事ではないかもしれないけど・・・ちょっかい出そうとしてくるんですね。。。(^^;)
だけど王子はそれにもめげずに無言でいると雷鳴と共に侍女達は消え、第一関門クリアーーー!(^o^)
眠っていたパミーナに夜の女王がザラストロに復讐させようとしますが、ザラストロは復讐なんかより愛情の方が大事である事をパミーナに教え込みます。
タミーノとパパゲーノは無言の業を続けています。
業の事を知らないパミーナはタミーノが何も言ってくれないので愛情が冷めたと思い込んでショックを受けてしまいます。(-_-;)
それで自殺未遂もしたりして3人の童子に助けられるんですよねぇ~。
それで童子達は彼女をタミーノの所へ連れて行ってくれるんです。
またパパゲーノの方も葡萄酒を弁者からもらって飲んでたら、老婆が迫ってくるんですねぇ~。。。(^^;)
それで彼は老婆に愛を誓うと可愛い女の子パパゲーナに変身~!(^o^)
だけど、この時は「まだ早い!(-_-")」って事で引き離されちゃうんです。(-_-;)
タミーノ&パミーナは共に火と水の試練を受けるのですが、魔笛の力で試練を潜り抜ける事に成功した一方で、パパゲーナと離されてしまったパパゲーノもショックで自殺未遂しようとしたら再び3人の童子登場!
童子達は彼に魔法の鈴を振る様に教えて、それに従ったらパパゲーナが登場!(^o^)
タミーノ&パミーナ、パパゲーノ&パパゲーナは無事に結ばれてハッピー!(^o^)
それでザラストロを憎む夜の女王は再度ザラストロに復讐しようとしたものの失敗し、侍女やモノスタトスも一緒に地獄落ち~!(-_-;;)
それでザラストロはタミーノ&パミーナを祝福してThe Endです!(^o^)
YUKIのコメントコーナーこのオペラは私が鑑賞した始めてのオペラだったんですよねぇ~!(^o^)
ストーリーはおとぎ話風で、案外初心者向きとかって言われたりもしているようですが、このストーリーはハッキリ言って複雑だと思います。
第1幕の捕らえられたお姫様を王子様が救出する・・・って内容はおとぎ話に多い内容ですが、第2幕になると展開がややっこしくなりますからねぇ。。。
かなり長くなってきたので詳しいコメントは別Blogでまたカキコします。(^^;)
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